0歳児の死亡事故の半数を超える発生場所は「住居内」であることをご存知ですか?部屋中を動き回るようになると「安全」だと思っていた家の中が「危険」と感じるようになることも。重大な事故を防ぐためにしっかり安全対策を行い、赤ちゃんが安全に過ごせる環境を作りましょう。今回は家の中の危険から赤ちゃんを守る安全対策をご紹介します。

みなさん、こんにちは♡

神奈川県ご当地ライターのmanaです*

0歳児の死亡事故の半数を超える発生場所は「住居内」であることをご存知ですか?

赤ちゃんは、0歳から1歳にかけて心と体が著しく成長します!

生まれたときは、寝てるだけだった赤ちゃんも、ハイハイやつたいあるきなどで部屋中を動き回るようになると、「安全」だと思っていた家の中が、「危険」と感じるようになるかもしれません。

重大な事故を防ぐためにしっかり安全対策を行い、赤ちゃんが安全に過ごせる環境を作りましょう*

今回は、0歳児を子育て中の私が、家の中の危険から赤ちゃんを守る安全対策をご紹介します♪

月齢別でみる事故例

『DRESSY』より引用
(画像=photoAC,『DRESSY』より引用)

0ヶ月から4ヶ月の頃は、まだ自分で動けないため、布団やぬいぐるみなどで鼻や口が覆われても自分で取り払えず、窒息することが多いよう。

4ヶ月から7ヶ月の少し動きが出はじめる頃には、転落や遊んでいたひもに絡まって窒息するという事故が起きやすいようです。

7ヶ月から1歳頃は、つかまり立ちやハイハイをするようになり行動範囲が広がります。

体に対して頭が大きいため、バランスを崩して転倒や転落、誤飲や溺水などの心配も出てきます。

赤ちゃんは2-3cmもあれば溺れてしまうと言われていますので、お風呂のお水は抜き、トイレの便座は締めておくのが良さそうです◎

1歳から2歳になると、歩きだし、視界も広がるため転倒や転落に加え、やけどや誤飲などの心配も…。

子どもの皮膚は大人に比べて薄いためやけどには十分注意しましょう。

また、踏み台になるような物がベランダや窓のそばにあると、赤ちゃんがよじ上って誤って階下に転落してしまう危険があります。

踏み台となるような物は放置せず、撤去しましょう。

エアコンの室外機も足場になりやすいので注意が必要です。

いつから対策する?

『DRESSY』より引用
(画像=photoAC,『DRESSY』より引用)

赤ちゃんは、昨日できなかったことが、今日できるようになっていることもあるため、 「まだハイハイしそうにないから、対策は先で大丈夫かな…」と思っていると、安全対策が追いつかないことが…!!

赤ちゃんの成長には個体差がありますが保育所保育指針解説(厚生労働省)によると、生後4か月頃から首がすわり、その後、腹ばいやハイハイができるようになっていきます*

生後4か月頃にも寝返りだけで部屋を移動する赤ちゃんもいれば、生後5ヶ月くらいにはもうハイハイで動き出すという子、全くハイハイをせずに1歳前後になっていきなり立ち上がるという子もいるそう**

0歳のお子さんを持つご家庭は、いつから安全対策をするべきか、疑問に思う方もいますよね…!

赤ちゃんの様子をよく観察して、移動ができるようになる前に早めの対策をしておくきましょう♪