映画「逃げきれた夢」(6月9日公開)で、12年ぶりの映画単独主演となった光石研。二ノ宮隆太郎監督が主人公を当て書きし、光石の出身地・北九州市で撮影をしたという本作について「地元での撮影は気恥ずかしかった」と語る。そして、まさかの共演となった実の父親とのエピソードについても聞いた。

 不眠症に悩む2人の高校生の青春を描いた映画「放課後インソムニア」。アニメ化もされた同名人気漫画を実写映画化した本作で、主人公の中見丸太(なかみがんた)を奥平大兼が演じている。「漫画の実写化作品に出演する経験がなかったので、どうアプローチしていいのかがつかめなくて」と率直な心境を明かした奥平。しかし、撮影を進める中で、ダブル主演を務めた森七菜から刺激を受ける場面が多くあったという。原作の舞台となっている石川県七尾市で行われた撮影の思い出や、“俳優・奥平大兼”の思いとは?