【4】小江戸「佐原」で町歩き

千葉県香取市にある佐原の町は、水郷の町として知られ、かつては利根川舟運の中継地として大変栄えた町です。「北総(ほくそう)の小江戸」とも呼ばれるこの地は、小野川の川岸を中心に柳が風に揺れ、江戸の面影が町の随所に残っています。

全国を測量し大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)を完成させた伊能忠敬(いのう ただたか)の旧宅もありますし、近年はお洒落なカフェやスィーツ店なども増え、町歩きが楽しいスポットになっています。今も現役で商いをしている商家も多いので、そういったお店をめぐってみるのも楽しみ方の一つです。スーパーなどでは手に入らない日本古来の手仕事で作られた製品なども見ることができます。

【5】「成田ファームランド」で収穫体験やショッピング

千葉県成田に位置する成田ファームランドは、木材チップの堆肥にこだわり、自社農園で育てた野菜やフルーツ、加工品の販売、収穫体験、バラ園などを楽しめる観光農園施設です。

総面積25,000㎡もの広さを誇る敷地内は、バラやアヤメなど四季折々の花が咲くフラワーパーク、いちご狩りやサツマイモ堀が楽しめる農園に、手ぶらでBBQやクラフトビールが楽しめるBBQ棟と、フードホールを併設した本館で成り立っています。

フードホールでは、ランチメニューに、スィーツの提供もされています。施設内のスイーツ工房で手作りしているプリンやバウムクーヘンのほか、ニンジン100%のジュースやサツマイモバターなど、人気の品がそろっていてお土産購入にも最適です。

さいごに

佐原にて

【1】成田山新勝寺と【2】航空科学博物館以外は、公共交通機関で行くには不便な場所ですが、車ならすべて20~30分以内で行けるスポットです。【3】東峰神社以外は、お食事スポットもあるので、どこでランチタイムになっても安心ですし、カフェタイムも楽しめます。それぞれのスポットによって楽しみ方が違い、雰囲気も全然違うので、成田周辺の散策に組み合わせてお出かけください。