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一方、鈴木は、しっかり者の妹・晃とは正反対で頼りないが人一倍心優しい性格で、絵本の出版社で働く3歳年上の兄・桂一に扮(ふん)する。
「兄なのに、妹に頼ってばかりの弟のような存在だと感じました」という鈴木だが、「表紙からしてとても温かみのある漫画だろうなと思いました。でもその中で入れ混じるさまざまな人間関係。ドラマでも細部にこだわって原作のよさを十分に伝えられたらと思いました」との意気込む。
さらに、「ヒューマンドラマであり、その中に恋愛の要素が入ってくる。そこを大切に人間味ある作品を共演者の方々、スタッフさんたちと一緒に作っていけたらと思います。自分自身の感情との向き合い方が重要になってくる作品だと思います。一人一人の心の動きや気付き、変化を感じてもらえたらと思います」と語っている。
原作の茜田氏は「ドラマ化のお話をいただき、うれしいという気持ちが湧くとともに、原作を知らない方が見てどんな感情を抱くのかとても気になりました。ドラマの中で描かれる晃や桂一たちの気持ちが、見てくださる方の心に少しでも寄り添うことができるような、そんな作品になればいいなと思っています」とコメントを寄せている。