第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の高視聴率に注目が集まっている。テレビ朝日系列では5試合連続40%超え。大谷ら投手陣の気迫のこもった継投や、岡本の3ランホームランなどが光った16日の準々決勝・日本×イタリア戦は、因縁の一戦・韓国戦の44.4%を上回り48%(関東地方)を記録したとされる。全国推計視聴人数に関しては6258万人にのぼったとの報道もある。
なお今回のWBCは全国的に高い視聴率を誇っているが、北海道でも異例の数字をマークしている。北海道テレビ(HTB)が中継したイタリア戦の平均世帯視聴率は、脅威の56.9%(最高世帯視聴率61.5%)。翌日の同社ニュース番組においては、過去最高レベルの視聴率に喜ぶアナウンサーたちの満面の笑顔がとても印象的だった。地元紙記者は言う。
「今回のWBCでは、チームを率いる栗山英樹監督をはじめ、ダルビッシュ有、大谷翔平、近藤健介、伊藤大海、万波中正など北海道日本ハムファイターズ出身・現役の選手たちが数多く活躍しています。また代走で出場した周東佑京選手は、北海道網走市にある東京農業大学北海道オホーツクキャンパス出身。地元にゆかりのある選手が多数参加しているということで、道民も自然と応援に力が入っているのだと推測されます」
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