3.職場に戻る場所がないと感じた時の4つの対処法
育休明けに戻る場所がないと感じた場合、どんな行動をとればいいのでしょうか?4つの対処法をご紹介します。
(1)まずは上司に相談する
育休明けに戻る場所がないと感じたら、真っ先にやるべきは【上司への相談】です。
その際、いきなり「今の状況が不満です!」とまくし立てるのではなく、自分の状況を的確に伝えることを意識しましょう。
- 育休明けに上司に相談する時のコツ
- プライベートの状況を交えながら話をする
- ”今”と”将来”の希望を伝える
育休明けに上司へ相談する時は、実はプライベートに踏み込んだ話をすることが重要です!
- 子どもの健康状態
- 夫の協力具合
- 頼れる親族について
など、あなたが置かれた状況を詳しく話しましょう。
プライベートを話すことで、上司は今あなたが置かれた状況をリアルに理解でき、話がスムーズに伝わりますよ。
特に育休中に上司が変わった場合、上司はあなたのことを何も知りません。そんな状況でいきなり不満を言っても理解されにくいため、まずはあなたの本音を語るところから始めましょう。
(2)マミートラック?「育休の不利益取扱」に当たる場合は労働局に相談
退職を願っているかのような働き方を押し付けられた場合、どうすればいいのでしょうか?
上司に言っても理解されないなら労働局に相談するのも一つの方法です。
- 都道府県労働局
- 厚生労働省:都道府県労働局(労働基準監督署、公共職業安定所)所在地一覧
妊娠・出産・育休などを理由に不当な解雇・減給・降格などを行うことは法律で禁止されています。
あなたが受けたマミートラックが「育休の不利益取扱」になる場合、労働局で何らかの対処がなされる場合があるので、一度相談してみましょう。
(3)同じ境遇の友人に相談する
育休明けの悩みは、やっぱり同じ境遇の友人同士が一番理解し合えます。
キャリアやポジションの不満、スキルや経験が活かせない部署への異動、自分が評価されないと感じる、任される仕事レベルが下がったなど、育休明けは「戻る場所がない」という不安以外にも、様々な壁が立ちはだかります。
同じ境遇の友達と会って話をするだけで、ストレス発散ができてスッキリ!お互いが経験したことを話せば、新たなアイディアや発見がみつかりますよ。
(4)転職も視野に入れる
「育休明けはあからさまなマミートラックが決まっている。」、「こんな待遇を受けるなら転職したい。」など、自分のキャリアに悩んでいるママへ。育休中に転職を検討してみるのも一つの方法です。
もちろん、育休は復帰前提の制度なので育休中の転職活動はマナー違反。採用側からも良い印象を持たれない可能性があります。 転職情報の収集 しかし、**は悪いことではありません。
「転職活動は転職を決意しないとしてはいけない。」と思い込んでいる人が多いですが、転職活動はもっと気軽に行ってよいものなのです。
- 企業の情報収集
- 自分の視野を広げる
- キャリアの棚卸
- 自分の市場価値を知る
など、実際に情報収集をすることで分かることが沢山あります。
最近では、キャリアカウンセリングや気軽な転職相談を行うエージェントも増えているので、気負わず参加してみましょう。
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(引用:PRIME|転職が失敗続きの40代女性へ【紹介予定派遣】で正社員を目指す!おすすめエージェント厳選4種)
4.手持無沙汰に負けない!育休明けでも成果を上げる3つのコツ
育休明けの手持無沙汰に負けてたまるか!育休明けでも成果を上げる3つのコツをみていきましょう。
(1)育休に入る前に”資格”や”スキル”を身に付ける
育休明けに良いスタートダッシュをきるには、子どもを産む前の行動が肝心です。
産休・育休の前に資格やスキルを身に付れば、育休後に資格手当や望み通りのポジションを用意されやすくなります。できれば子どもを産む前に、自分の”武器”を装備することが大事なのです。
「育休中のリスキリング」発言が炎上したように、子育て中の学び直しに厳しさを感じている人は少なくありません。だからこそ、出産前からキャリアの方向性を計画的に考えておくことが大事なのですね。
「自分はもう出産したしもう遅い…。」と感じた方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。育休中の今だからこそ、キャリアの方向性を今一度考えなおしてみませんか?
★育休中にキャリアの見直しをしたい方へ。【ポジウィルキャリア】の45分無料カウンセリングをおすすめします。
ポジウィルキャリアは、プロのキャリアカウンセラーが「自分がどうありたいか」という目線でキャリアカウンセリングをしてくれます。
PRIME編集部も45分無料カウンセリングを体験したのですが、途中涙を流す場面もありました。マミートラックや時短勤務の悩みなど、”ワーママとしての歩み方”を見失っている人は是非試してみて下さいね、
(2)時間の使い方を工夫する
資格やキャリアを身に付けるという壮大な目標ではなく、時間の使い方を工夫するだけでも仕事の成果に違いが生まれます。
実は、ワーママには早起き生活を実践している人が意外に多くいます。
- 早起きのメリット
- 仕事・育児・家事が効率よくこなせる
- 心に余裕が生まれる
- ママのゆとりが家族仲をよくする
- 早朝に仕事ができる
など、早起き生活はワーママにとってメリットが多いです。
とは言え、毎日早朝に起きるのは大変。早起き生活を継続するには、ちょっとしたコツがあります。
(3)出せる成果を周囲に示しておく
育休明けの今、”出せる成果”を周知しておくことも重要です。
例えば、時短勤務の場合、残業ありのフルタイムで働いていた時と比べると、出せる成果は半分ほどになるかもしれません。それでも、「私は○○までやれます!」というラインを示すことで、周囲もそれに応じた仕事を投げてくれるようになります。
その際、より具体的に出せる成果ラインを示せば、より仕事を振られやすくなるでしょう。これで、職場の”お荷物”という感覚はなくせますね。