一方、「校歌旅」企画は、結成1年目のお笑いコンビ・マノン(野村、ミノル)が担当する。前身番組では、ともに千葉県出身の2人が不案内な福岡で四苦八苦し、地元視聴者をやきもきさせる捜索ぶりで楽しませた。今回は福岡市のJR博多駅から出発するものの、対象範囲は全国。校歌がある学校はなんと5万校も存在するという。
最初に2人へ与えられた“1番”の歌詞にあった手掛かりは、川の名前。聞き込みを頼りに和歌山県に向かうが、当然簡単に見つかるはずもない。そこで“2番”の歌詞が渡されるが、そこにあったキーワードは「宇宙」? 一体どこへ向かうのか。しかもゴールとなる学校からは「4日後の卒業式までに来てほしい」というリクエストも。彼らの様子を見守るスタジオでは、なぜか非難の嵐が起きる。西川やチュートリアルが「これはアカン!」と連呼する場面も。ハラハラドキドキの展開が期待される。
大倉氏は「過去の経験や知識が豊富なベテラン芸人さんと違って、右も左も分からない1年目のマノンは、この企画にうってつけ。彼らの目に映るものは、地元では当たり前のご当地ネタであっても(視聴者には)新鮮そのもの。マノンの捜索で、あらためて地域の歴史や魅力に触れることができる点も魅力です」と狙いを話す。
収録は廃校となった小学校の教室。出演者は制服姿で登場するが、大倉氏は「西川さんの学ラン姿がまぶしかった!」と回顧。ボディービルで鍛え上げられた体は市販の学ランではうまくフィットせず、実は2着分をつなぎ合わせてリメークした特注だったとか。「おかげでボディーラインが奇麗に出ています」とのこと。続けて「徳井さんは『校歌というみんなが共感できることに加えて、“グルメ、町ぶら、クイズ”の三大要素がある! 次をビンビン感じる!』と、早くも続編への期待を語っていました」と明かしている。