温泉好きの人も、そうでない人も、大分県の別府は、一度は耳にしたことがあるでしょう。今回は、別府駅から徒歩圏内で手軽に行ける、手湯・立ち寄り湯と、番外編で別府市内のオススメの立ち寄り湯を紹介していきます。
別府駅周辺は手湯のオンパレード♪
別府駅(東口)周辺は、手を温泉に浸けられる「手湯」のオンパレード。「手湯ロード」と筆者が名付けたいほど(笑)、それだけ手湯が密集しています。
別府駅前広場には、別府の観光化に尽力した「油屋熊八」のブロンズ像が設置されています。
そちらの像のすぐ隣には、モニュメントの手湯が。
また、別府駅前のビジネスホテル「ホテルシーウェーブ別府」にも手湯があります。
さらに、別府駅から徒歩数分のところにある「別府ステーションホテル」や「駅前高等温泉」前にも手湯があります。
手湯は、足湯よりも気軽に利用できるので、是非試してみてください♪
別府駅から徒歩圏内で行ける立ち寄り湯
別府駅(東口)から徒歩圏内で行ける立ち寄り湯を、3つ紹介していきます。
【1】ホテルシーウェーブ別府 熊八の湯
別府駅から徒歩すぐの距離にあるビジネスホテルで、宿泊の他、立ち寄り湯のみの利用もできます。
立ち寄り湯は大人500円で、営業時間は6:00 ~10:00と16:00~24:00までです。
こちらの施設は、日替わりで男女入れ替え制。露天風呂(1階)、又は、打たせ湯(3階)の利用になります。筆者が訪ねた日は、露天風呂が女湯で、打たせ湯が男湯でした。
女湯は入り口にロックがかかっているので、安心して入浴出来ます。
露天風呂のほうは、露天風呂の他に、内風呂もあり、特に内風呂は湯船が広々しています。露天・内風呂ともに、別府の風景写真のパネルが印象的です。
温泉の泉質は、ナトリウム・マグネシウム―炭酸水素塩・塩化物泉(中性・低張性・高温泉)。源泉かけ流しで、体に優しい湯です。
洗い場には、シャンプーやコンディショナー等が備え付けられているので、手ぶらで利用出来ます。
【2】駅前高等温泉
別府駅から徒歩で2~3分の距離にある、立ち寄り湯です。
入場券を買う段階で、「あつ湯」か「ぬる湯」を選びます。料金はいずれも、大人250円で、営業時間は8:00〜23:00(宿泊者がいる場合のみ6:00~24:00)までです。
湯に浸かるのみであれば、湯船が広めの「あつ湯」がオススメです。「ぬる湯」は、体を洗いたい人や熱い湯が苦手な人にオススメです。
今回はあつ湯にしました。本当にただ浸かるだけといった造りで、初心者の人にはハードルが高く感じるかもしれませんが、温泉好きの人には堪らないと思います。
「あつ湯」と謳われていますが、実際に入浴した感想は、熱いですが、入ってられない程熱いことはなく、筆者の体感温度で42~43℃ぐらいに感じました。
泉質は、ナトリウム―炭酸水素塩泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)。入浴すると、お肌がつっるつるになります♪
【3】海門寺温泉
別府駅から徒歩5分程の距離で、海門寺公園に隣接する立ち寄り湯です。料金は大人250円で、営業時間は6:30~14:00と15:00〜22:30までです。
こちらの施設は内湯のみで、「あつ湯」と「ぬる湯」の2つの浴槽に分かれています。
筆者の体感では、ぬる湯でもかなり熱めで、上記で紹介した「駅前高等温泉」のあつ湯と同等の温度か、少々高め。こちらのあつ湯はそれ以上の熱さです。お好みの温度の湯船に浸かるのも良し、交互にあつ湯とぬる湯の両方に入浴するのもありです。
泉質は、ナトリウム―炭酸水素塩泉(弱アルカリ性・低張性・高温泉)で、源泉かけ流しです。
身体を洗うスペースもあるので、初心者の人でも利用しやすい温泉です。
ちなみに、こちらの施設前には、温泉をかけて自身の平穏や世の中の安泰を願掛けする「海門寺温泉湯かけ地蔵」が設置されています。