また、米RadarOnlineによれば、ブルースは2020年、映画を撮影している際、イヤホンとプロンプター(セリフが書かれたモニター)を使用している姿をキャッチされたという。関係者によると、ブロードウェイのデビュー作となった「Misery」(2015年)の頃から、ブルースはセリフを覚えることに苦労していたようだ。

ブルースの症状はその後も良くなることはなく、2019年公開の映画『ミスター・ガラス』では、ブルースがセリフ覚えに苦労していたため、セリフをカットしたり、編集をしたり、セリフをオーバーダビング(重ね撮り)をしたりと、試行錯誤をしながらなんとか完成までこぎ着けたことを、OK!誌が2021年1月号で報じていた。

「『ミスター・ガラス』のほとんどのシーンで彼はフードをかぶり、彼の代わりにボディダブルや代役を使っていました。現場では、彼は笑顔を見せず、常にアシスタントが付き添い、歩きながら彼を誘導していました」

UTサウスウェスタンのリハビリ専門家であるネーカ・イフェジカ医師は、ブルースの今後について「言語聴覚士と連絡を取ることが重要になるでしょう。失語症は生活の質に大きな影響を与えますが、良い適応的な方法や、失語症を補う方法があれば、良好な生活の質を保つことができます。コミュニケーションをスムーズにするために、ある特定の薬やある種の条件があるのです」と述べている。

1980年代に俳優としてのキャリアを歩み始めたブルースは、1988年に公開された『ダイ・ハード』が大ヒットを記録。そのほかにも、『パルプ・フィクション』『シックス・センス』『アルマゲドン』『フィフス・エレメント』など、数々のヒット作を世に送りだした。


提供・tvgroove

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