カッパドキア観光二日目
気球をみにいこう
気候によりキャンセルとなることもしばしばですが、カッパドキアの気球はぜひとも見ておきましょう。気球を見るチャンスは早朝に限られています。ギョレメにあるホテルから見えることもありますし、そうでない場合は標高の高い見晴らしがよいところへ移動するのも良いでしょう。気球のツアーは朝5時くらいから始まります。気球ツアーに参加する場合は開始時刻よりも早起きする必要がありますが、地上から見学する場合は、6時起床くらいでも可能です。
地下都市デリンクユ
カッパドキアといえば地下都市が有名ですが、もっと規模の大きな地下都市のひとつであるデリンクユにまで足を延ばしてみましょう。 地下都市の発祥や歴史には謎が多いとされていますが、アラブ人から逃れたキリスト教徒が身を隠すために住んだとも言われ、記録としては紀元前400年頃にまで遡ります。地下都市内には礼拝堂のほか学校や厨房、食糧庫、寝室などがあり、最大4万人が暮らしていたという説もあります。
ウフララ渓谷
カッパドキアがあるネヴシェヒル県の隣、アクサライ県にあるウフララ渓谷も、カッパドキアと併せて観光しておきたい大自然スポットです。渓谷は全長14キロメートルもありまう。高さ約100メートルの崖を階段で降り、小川が流れる谷底を歩いて散策することができます。渓谷の中には5,000もの住居と105の礼拝場が残されています。
無数に掘られた洞窟の中に残る礼拝所内は、外とは全く違う神聖な空気が漂っています。この渓谷に残されている教会のフレスコ画は12世紀頃までのもので、当時のキリスト教徒たちが、いかに自分たちの生活や信仰を守ろうとしていたのかを垣間見ることができるスポットです。
カッパドキア名物料理テスティ・ケバブ
カッパドキアの豊かな土壌を活かして作られた素焼きの壺の中で肉や野菜を煮込んだ料理がテスティ・ケバブです。カッパドキアの名物料理で、街中のレストランで食べることができます。
料理を注文したら、店員さんがテーブルまで壺を持ってきて、カンカン!と壺の口を切り開いて提供してくれます。壺の中で煮込まれた肉はとても柔らかくでジューシーです。テスティ・ケバブのほか、カッパドキアではキョフテなどの肉料理も有名です。