トルコ観光に欠かせないカッパドキアは、アナトリア高原中央部に広がる奇岩地帯です。野外博物館や地下都市、渓谷などは広範囲に点在していますが、見どころをしっかりとおさえておけば効率よく観光できます。名物料理やおすすめのお土産もご紹介します。
カッパドキアの歴史
カッパドキアはトルコのネヴシェヒルにある大奇岩地帯です。4世紀頃、キリスト教修道士が岩に洞窟を掘って住み始め、外敵から身を守りながら洞窟内に教会を造り生活していました。カッパドキアに残る洞窟内のフレスコ画や地下都市はこのような時代背景が元になっています。
カッパドキア観光一日目
三人姉妹の岩
ウルギュップにある三人姉妹の岩はカッパドキアにある最も有名な奇岩のひとつです。背の高いキノコ岩が三つ並んでいることから、三姉妹や三美人ともいわれています。そのユニークな外観ゆえ、観光客に人気があるスポットのひとつとなっています。入場料は無料です。
ギョレメ野外博物館
ギョレメ野外博物館はカッパドキアではずすことができない観光スポットのひとつです。奇岩に掘られた洞窟住居や教会、教会に残された壁画などを見学することができます。見た目は外敵から判別されないようにごく普通の岩壁なのに、いざ岩窟の中を散策してみると様々なフレスコ画が残された教会があることにびっくりするでしょう。急な坂や狭い通路も多いので、歩きやすい靴で観光するのがおすすめです。
ウチヒサル城
カッパドキアの全貌を見渡すことができるウチヒサル城にも足を運びましょう。古くは城塞として使用されていたということもあり、頂上まで登るのはなかなかの体力が必要ですが、そこから見える景色は絶景です。遠くまで広る奇岩地帯、モスクや民家などを眺めることができます。
ローズバレー
一日の観光が一通り終わり、日が暮れるころに訪れたいのがローズバレーです。波打つようなボコボコのピンク色の渓谷が、日が沈みだすと紫色に変化していく様子が素晴らしいスポットです。果てしなく続く渓谷の向こう側に太陽が沈んでいく光景はとても神秘的です。日が沈むと途端に冷えるので、上着を持参するとよいでしょう。
