2019年4月クールに放送されたseason1では、Twitterの世界トレンド1位、見逃し配信の再生数が全12話で100万回再生超え、第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞、第101回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞するなど、深夜ドラマ枠としては異例の記録を次々と樹立した「きのう何食べた?」。20年の元日には正月スペシャルドラマがオンエアされ、21年には映画化も果たし、興行収入14.1億円の大ヒットとなった。

 2LDKのマンションでケンジと同居するシロさんの日課は、定時に事務所を出た後、近所の安売りスーパーへ向かうこと。お買い得な食材を素早く吟味しながら、頭の中で瞬時に夕食の献立を組み立てていく。月の食費を2万5000円以内に抑えるのが史朗にとっての重要課題だが、いよいよ限界が近づき値上げを考え始める。さらに、それぞれの勤務先や男2人暮らしにも徐々に変化が起き始め…。ほろ苦くて温かい男2人暮らしの人生の機微を、毎日の食を通して描く。また、山本耕史、磯村勇斗、マキタスポーツ、田中美佐子、田山涼成、梶芽衣子も引き続き出演する。

 シロさんを演じる西島は「この作品に関わった皆が、またもう一度集まって作りたいという思いがすごくあったので、いろいろと大変なこともあったと思いますが、こうしてseason2としてまたスタートすることができて、本当にうれしいです」と喜び、「今まで見ていただいて応援してくださった皆さんに、より楽しんでいただけるように頑張らなきゃなと思っています。このドラマをもっと好きになってもらって、もっと楽しんでもらいたいという思いが、以前も強かったですけど、より強くなっているので、とにかく精いっぱい頑張りたいと思います」と意気込む。

 そして、「僕たちが現実世界で経験したことを、この物語の人たちも経験して、僕たちと同じように年をとって少しずつ変わっていくというところを、内野さん、そしてレギュラーの皆さん・ゲストの皆さんと一緒に、丁寧に描けたらと思っています。現場は今までと同じように、真面目に真剣に一生懸命作っているメンバーなので、楽しみにしていてください」とアピールしている。