40代に突入し、「今の仕事を一生続けるのはしんどいかも…?」と自問自答している人も多いはず。

不安定な世の中、経営悪化で人員整理に乗り出す企業も多く、いつ自分がリストラ対象になるのかも分かりません。

そこで今回は、40代女性が”一生”出来る仕事にフォーカス。

アラフォーからでも十分目指せる13の職業をピックアップしました。

40代の転職は簡単ではありませんが、ポイントをおさえれば大丈夫。転職が成功する可能性は十分にあります。

ただし、転職活動を始める前にやるべきことがありますのでぜひ本記事をお読みください。

40代は、まだ人生の落ち返し地点に過ぎません。今後の数十年を豊に暮らすためにも、今こそチャレンジしてみましょう。

この記事で分かること
  • 女性が40代から目指せる一生出来る仕事9選
  • 40代女性の転職は不利なのか
  • 40代女性が転職前に行うべきこと
  • 40代女性の仕事選び4つのポイント

1.女性が40代から目指せる!一生出来る仕事13選

それでは早速、40代女性が一生出来る仕事をご紹介していきます。

(1)医療事務

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

事務職の中でも、「医療事務」は40代女性が挑戦しやすい仕事の一つ。未経験者でも採用されやすいと言われていますが、”資格”がある方が圧倒的に有利です。地元や地域に根差した働き方は、家庭や子どもがいる40代女性にとってメリットも大きいでしょう。

医療事務のメイン業務は「レセプトの作成」です。

レセプトとは?
  • 診療報酬明細書=診療にかかった費用の明細
  • 医療機関が医療費を請求する際の明細書の役割

レセプト作成にミスがあれば医院の収入に影響を与えてしまうため、資格保持者が優遇される傾向があるのです。

とは言え、最近では高度なレセプトソフトが多数登場しており、さほど難しい仕事ではなくなりました。また、全ての科を一人で受け持つのではなく、担当の科が決まればその科だけのレセプト作成に注力できます。

つまり、医療事務の仕事は覚えてしまえばさほど大変ではないということです。

政府は今「地域医療構想」を推進しており、今後は大病院より小規模クリニックが増えることが予想されます。そうなれば医療事務職の需要は益々高まるため、職に困ることは少ないと言えそうですね。

(2)一般事務・営業事務

事務職は若い女性が採用される傾向がありますが、人材不足の現代ではその壁はなくなりつつあります。

ただ、40代ともなれば経験やスキルが重視されるため、PCスキルや実績がポイントとなります。

未経験者は、まずクラウドソーシングで事務の仕事を探してみましょう。

クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事を受注できるビジネスツール。「仕事をしたい」という人と「仕事をお願いしたい」という人を、マッチングしてくれます。クラウドワークス・ココナラ・ランサーズなどの大手が安心ですね。

主に企業やクリニックからの募集が多く、事務作業経験者やPC入力ができる方におすすめですが、未経験者対応可の案件もあります。時給1000円超えの案件もあり、フレックス対応の案件も多いのでママは必見。簡単な作業であれば、未経験者が事務経験を積むのにもピッタリです。

最近は、コロナ禍で業務のオンライン化が進み、ZOOMを使った打ち合わせ用にPowerPointの需要も高いです。需要が高いExcelと一緒に覚えると強みになります。

また、自治体が運営する転職サポートもあります。

「東京しごとセンター」は、東京都主導で運営する女性向けの転職サポート事業です。結婚・出産・介護などの理由で離職またはキャリアがストップした女性を対象に、再就職や転職をサポートしています。子育てや介護を担う女性の職業紹介も行います。

基本のプログラムでは、就職活動の進め方、パソコン実習、女性に人気の事務職をはじめとする職種別の専門知識の取得や、職場体験までを組み合わせた10〜12日間のプログラムを用意。再就職経験者や人事担当者との交流会もあり、自信のない方も安心です。

紹介する就職先は東京都内が基本ですが、利用者側に制限はありません。特に、一都三県を中心に都内での仕事が可能な方は問題なく利用できるでしょう。また、リモート案件などは住まいは関係ありません。

なんといっても、こちらは都が認めた女性しかも子育てや介護中の方の受け入れ態勢が整っている優良企業ばかり。再就職組やブランクのある方はもちろん、現役ワーママや子育てをしながらスキルアップしたい女性にとっても利用価値の高いサービスです。

相談会申込後に、1人1人のキャリアや年齢、希望に合わせ適切なプログラムやサービスを案内してくれます。無料託児があるので、子どもが小さい方でも安心して利用できます。ブランク20年以上の方も数多く参加し、多様な女性が再就職を実現しています!ぜひ利用して民間サービスでは出会えない自分に合った企業を探してみましょう。

(3)介護職

突然ですが、「2030年問題」をご存じでしょうか?

2030年問題とは?
  • 2030年に日本人口の1/3が65歳以上の高齢者になると予測されている
  • それにより引き起こされる様々な問題を指す

あと10年もたたないうちに、日本は超高齢化社会に突入します。そうなれば、介護サービスの需要が急増することが容易に予想できますね。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

健康寿命は75歳といわれていますが、男性の平均寿命は81.47歳、女性の平均寿命は87.57歳まで伸びています。つまり、健康寿命を過ぎた約10年間は多くの人が介護が必要になるのです。

このような背景から、介護職の需要は高まるばかり。

①介護職員初任者研修
②介護福祉士実務者研修
③介護福祉士(国家資格)

などの資格があれば、日本全国どこに引っ越そうとも職に困ることはないでしょう。

まずは、①介護職員初任者研修をめざし、段階的に②介護福祉士実務者研修、③介護福祉士(国家資格)の資格取得を目指しましょう。介護福祉士まで取得できれば、現場リーダーなど責任ある立場を任され給料アップも望めるでしょう。

また、介護職は”無資格”でも働き口が沢山あることでも知られています。

介護職専門エージェント【ケアジョブ】には、未経験でも活躍できる介護職求人が多数あり!まずは未経験から始めて、資格取得を目指しステップアップしていきましょう。


\介護職専門エージェント/

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

(4)FP(ファイナンシャルプランナー)

FP(ファイナンシャルプランナー)は、相談者の人生そのものに寄り添い”ライフプラン””人生設計”を経済面からサポートする職業です。

FP(ファイナンシャル・プランナー)って何?
FPは「暮らしとお金」のプロ!
  • 金融・税制・不動産・住宅ローン・保険・教育資金・年金制度などの知識を幅広く持っている!
  • 相談者のライフスタイル・価値観・経済状況などから、総合的な視点で資産設計を行ってくれる

人は生きている限りお金が必要ですよね。結婚・出産・マイホーム・教育資金・老後への備えなど、相談者の立場にたって考えるのがFPの役割です。アドバイス次第で相談者の人生の方向性が決まるため、責任とやりがいがある職業と言えるでしょう。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

FPになるには必ずしも資格が必要なわけではありませんが、専門知識を有している証明として資格取得を目指すのが一般的です。

FPの資格は、国家資格と民間資格の2つに大きく分けられます。

  • 国家資格:1級FP技能士・2級FP技能士・3級FP技能士
  • 民間資格:CFP・AFP

FPの資格があれば、不動産業会社・保険会社・銀行・税理士事務所などに就職できる可能性が高まります。売れっ子FPになれれば、毎月のインセンティブや賞与もアップも望めますよ。

(5)登録販売者

「登録販売者」も40代女性が長く続けやすい仕事の一つ。

登録販売者とは?
  • 一般用医薬品販売ができる専門資格

登録販売者は、2006年の薬事法改正によって生まれた比較的新しい資格です。

薬剤師の人手不足を補うために、お客に薬のアドバイスできる登録販売者の需要が拡大しています。求人数も多いので要チェックです!

登録販売者資格は受験資格が不要で、誰でも受けることができます。暗記することが多いですが、独学で合格できた人も少なくありません。テキストや過去問だけで学べば、費用も抑えられますね。

(6)准看護師・看護助手

超高齢化社会を目前に控えた今、医療事務や介護職同様に「看護師」の需要も下がることはないでしょう。

しかし、「正看護師」の資格を取得するのはなかなか大変。

  • 看護短期大学(3年)
  • 看護専門学校(3年)
  • 高校看護科(5年)

など、数年かけて学ぶ必要があるため、40代女性にはハードルが高いのが現状です。

そこでおすすめしたいのが「准看護士」か「看護助手」です。

准看護士・看護助手とは?
  • 准看護士:最短2年で資格取得可能。医師や正看護師の指示なしでは医療行為を行えない
  • 看護助手:資格不要。医療行為はできない。患者の食事介助や看護師のサポートを行う

准看護士・看護助手ともに正看護師よりは給料が下がりますが、一生出来る仕事の一つです。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

まずは看護助手からスタートし、向いていると思えば看護学校入学も視野に検討してみましょう。

(7)Webエンジニア

ネット社会が広がっている今、Webエンジニアも引っ張りだこの仕事です。

Webエンジニアとは?
  • Web上で利用するアプリケーションやサービス開発を担当するエンジニ
  • Webアプリケーションの作成を設計・開発から担う

私達が普段何気なく利用するネットショッピングや各種SNSも、Webデザイナーの手によるものです。

40代の未経験者が参入するのは難しいですが、ブランクを経て挑戦する女性が多い業界でもあります。「結婚前はIT業界で働いていた。」「子育てが落ち着いた40代。もう一度挑戦してみたい!」このような人には向いている仕事と言えるでしょう。

(8)Webライター

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

Webライターは、AIにはできないクリエイティブな仕事。

Webライターとは?
  • Web上の記事原稿を書く仕事
  • クライアントが求める記事を仕上げる

この記事を書く私も、30代未経験からWebライターになった一人。そんな私が実感しているのは、「Webライターは細く長く一生続けられる仕事だなぁ。」ということです。

  • 完全在宅で子育てと相性抜群
  • 座り仕事なので体力を消耗しやすい40代でも楽にできる
  • 継続案件が獲得できれば安定収入が望める

文章を書くのが好きな人なら、40代からでも絶対にwebライターになれるはずです!あなたも、挑戦してみませんか?

(9)Webデザイナー

インターネット全盛の今、Webデザイナーの需要は非常に高くうなぎ上りです。

Webデザイナーとは?
  • 店や会社の公式サイトなど、Webデザインを作成する仕事
  • 効果的な集客や普及ができるよう魅力的なデザインを作成する必要あり

あなたがお店や会社について調べる時、公式サイトを覗きませんか?

今や、店や企業の公式サイトは効果的な広告として欠かすことができない存在。 企業や店の”必需品”ともいえる公式サイトを作成するWebデザイナーは、引く手あまたな職業なのです。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

また、Webデザイナーは在宅勤務がしやすいうえ、人気デザイナーになればフリーランス転向も夢ではありません!

最近ではオンラインでWebデザインが学べる講座が充実しているので、40代からでも十分目指せます。HTML・CSS・JavaScriptなど、必要なスキルを効率よく学びたい人は、独学よりWebスクールがおすすめですよ。


\Webデザイナーを目指したい!/

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

私らしい働き方を叶えるWEBスクールSHElikesでは、25種類のWEBスキルが学び放題!ライティングやWebデザイナー、Webエンジニアについて学べます!未経験者に圧倒的人気のスクールなのでぜひ無料体験レッスンを受けてみては?

著者名

WEBデザイナーの仕事に憧れてはいたものの、ブログもSNSもなかなか長続きしなかった私。SHElikesは、月イチのコーチングがあるので「コーチングまではとりあえず続けよう」という気持ちで学習を進めることができ、無事にコースを終えることができました。はじめてデザイナーとしての報酬をもらった時は感動しました!今はより多くの受注を目指してフリーランスとしての仕事の受注方法を学んでいます。

著者名

「クリエイティブ職種への転職・キャリアチェンジの成功率が97%」という点に惹かれてこちらに登録しました。講義はスキマ時間に見られる動画が多く、子育て中でも子どものお昼寝や就寝後にサクッと見れる内容(しかも楽しい!)なので、飽き性の私でも続いています。生徒さんとの交流もサポートしてくれて、嬉しいのは一緒に頑張る仲間ができたこと。今は1本10000円のライターを目指して勉強中です!

(10)保育士

保育士も一生モノの仕事です。60代、70代で活躍中の保育士も珍しくありません。

保育士資格試験は年齢制限がないので、40代からの取得も問題なし。保育士資格を取得する方法は次の二通りです。

①厚生労働大臣が指定する「指定保育士養成施設」を卒業する。主に大学(4年制)、短期大学(2年制)、専門学校(2年制/3年制)があり、学校を卒業すれば、試験を受けずに保育士資格を取得できる。通信教育や夜間学部を設けている学校もあるので、現職との両立も可能。

②年2回実施される保育士試験で合格する。受験資格(下記参照)を満たした人であれば①の卒業者以外、社会人でも資格取得が可能。

保育士試験の概要(一般社団法人 全国保育士養成協議会)

『PRIME』より引用
(画像=厚生労働省HP,『PRIME』より引用)

(11)日本語教師

日本語教師もおすすめです。主な就職先は、日本国内の日本語学校、海外の日本語学校、外国人労働者に向けた研修などになります。日本の外国人受け入れが進む中で、日本語教師の需要は高まりつつあります。

教師といっても教員免許は必要ありませんし、国家資格もありません。個人で教室を開いて教えることも可能ということです。

ただし、日本国内で法務省が告示する日本語学校の教員になるためには、以下の条件のうちいずれかを満たしていることが求められます。

①日本語教育能力検定試験に合格する
②学士の学位をもち、文化庁認定の「日本語教師養成講座(420時間)」を修了する
③大学または大学院で日本語教育に関する主専攻プログラムか副専攻プログラムのいずれかを修了する

その他、就労先により条件がある場合もあります。

(12)接客業

「40からの接客業はキツそう!」と思われるかもしれませんが、人と接する機会の多い接客業は40代以上にもおすすめの仕事です。

飲食店をはじめ、デパートやホテル、ショールームなど活躍の場はさまざま。お客様とはもちろん、店舗の仲間とのコミュニケーションも必要となるため、人が好き、おしゃべりが好きな方はイキイキと働けるでしょう。

消費者としての経験も活かせますし、スキルアップすると商品の入れ替えやお店のディスプレイ、運営方針や売上管理も任されます。

(13)営業

接客業同様、営業職も未経験で挑戦しやすい仕事。40代の女性におすすめなのは「保険営業」や「不動産営業」です。

どちらもお客様との信頼関係や、暮らしに寄り添えることが大事なので、仕事や子育て、家庭と密に接してきた人生経験豊富な40代女性に向いているといえます。

成果を出しただけ給与に反映されるため、仕事が合っていれば多くの収入を得られる可能性も!

フロント業務未経験者は、クラウドソーシングでテレアポから始めてみるのもおすすめです。現在はテレアポもリモートワークが主流で、クラウドサイトには1件あたり10円~30円に加え、制約1件につき数千~万単位の報酬を掲示している企業もあります。また、1時間1,500円の時給で募集している企業もあり、スキマ時間をうまく活用すればついでに大きな収入にもなります!

ご自宅のWI-FI環境を使いPCのインターネットコールシステムを利用したり、携帯電話の場合もあります。仕事のスタイルは募集要項に、記載があるのでよく確認しましょう。