『弁護士ソドム』大幅下落で圏外に、『ペンディングトレイン』も不調

 6位に高畑充希×田中圭『unknown』、7位に稲森いずみの深夜ドラマ『夫婦が壊れるとき』という位置もこのまま安定しそうだが、今週8位には天海祐希×松下洸平『合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~』が上昇。とはいうものの、ポイントは前週比2ポイントダウンで、先週8位だった坂口健太郎『Dr.チョコレート』と先週9位だった山田裕貴×赤楚衛二×上白石萌歌『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』が大きくポイントを落としたことによる結果。特に『ペンディングトレイン』は先週も25ポイントダウンを記録していたが、今週はさらに34ポイントダウンと下げ幅が増している。TVer総合ランキングを見てみると、先週まではトップ20内をなんとか維持していたが、今週は2日ほどトップ20から脱落しており最低順位24位まで下がっている。ストーリー展開の遅さが原因だろうか。

 12位以下の顔ぶれも変化があった。4月28日スタートとなった福士蒼汰『弁護士ソドム』は早くも73ポイントダウンという大幅下落で今週18位(先週12位)となりトップ15圏外に。あまりに『クロサギ』に似た設定が受けなかったか。先週15位だった高橋海斗×森本慎太郎『だが、情熱はある』もトップ15圏外へ(16位)となり、一方で先週はトップ15圏外だった桐谷健太『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』は16位→14位、芳根京子×重岡大毅『それってパクリですか?』は17位→15位に。

 不調の日テレドラマのうち、『それパク』は前週より20ポイント上昇したが、『だが、情熱はある』は20ポイントダウンとなっており、対照的な動きをしている。どちらも視聴率でも厳しい戦いを強いられているが、このまま踏ん張れるだろうか。

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