『わたしのお嫁くん』が3位に浮上、『ラストマン』はTVerでも『教場0』超え
今回の結果は以下のとおり。
最後発となった朝日放送制作・テレビ朝日系列放送の『日曜の夜ぐらいは…』も2週目に入り、おおよその順位が固まってきた。やはり今期は奈緒主演のフジ木曜劇場『あなたがしてくれなくても』の圧勝でこのまま終わりそうだ。先週はTVerお気に入り登録者数に言及したが、ついに『あなして』は119万人突破で、『風間公親-教場0-』(118万人)を抜いて今期トップに。本人気ランキングでもこれで4週連続の1位で、TVer再生数ランキングの総合順位では引き続き、今期で唯一トップ10に常にいつづける作品のまま。2位の『王様に捧ぐ薬指』とのポイント差は前週から少し縮まったが、よほどのことがないかぎり逆転劇はないだろう。橋本環奈×山本涼介のTBS火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』も引き続き3位以下に大差をつけており、2位のポジションはこのまま安定するとみられる。
そして激化しているのが3位争いだ。先週は木村拓哉の月9『風間公親-教場0-』、福山雅治×大泉洋のTBS日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官ー』、波瑠×高杉真宙の水10『わたしのお嫁くん』という順番だったが、今週は僅差ではあるが『わたしのお嫁くん』が3位に上昇。前週比36ポイントアップで、3週ぶりにトップ3入りを果たした。TVer再生数ランキングの総合順位を見てみると、今週はトップ10滞在期間が6日もあり、先週より倍近く伸びている。主人公のはやみん(波瑠)が徐々に自分の気持ちを自覚し始め、ラブ要素が強まってきたのが要因か。
先週の予想どおり、同じ日曜放送の『まつもtoなかい』初回の勢いに押されたためにTVer総合ランキングの順位が先週は鈍った『ラストマンー全盲の捜査官ー』も、前週より25ポイント上昇し、『わたしのお嫁くん』と5ポイント差という僅差で4位に上昇。一方、先週とポイントに変化がなかった『風間公親-教場0-』は5位にダウンという形となった。『ラストマン』はオリコンによる「ドラマ満足度ランキング」で2週連続1位となっている一方、『教場0』は先週2位から5位へと後退しているのも象徴的だ。『教場0』は第5話からいよいよ北村匠海演じる遠野が登場しているが、視聴者が気になっていた“風間教官の過去”の部分をちょっと引っ張りすぎているか。