動物園や水族館もいいけれど、植物園も癒しスポットの一つ。「植物園なんてどこも一緒」なんてあなどることなかれ。実は、都内には個性あふれる植物園がたくさんあるんです。季節ごとに楽しめ、フォトジェニックな植物園を知っていれば、デートにリフレッシュに役立つこと間違いなし!都内近郊で楽しめる、一度は行くべき植物園をご紹介します。
日本最古の歴史を持つ東大の植物園「小石川植物園」
世界でも有数の歴史を持つ植物園で、1684年に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」が前身です。
ツバキ園やツツジ園の美しい花々のほか、「万有引力の法則」を発見したニュートンの生家の木を接ぎ木した「ニュートンのリンゴの木」や、遺伝学の祖・メンデルが実験に用いたぶどうの木の分株など、東京大学附属の本園ならではの植物が展示されています。
東京大学大学院理学系研究科附属植物園本園(通称「小石川植物園」)
住所:東京都文京区白山3-7-1
電話番号:03-3814-0138
営業時間:9:00~16:30(入園は16:00まで)※温室10:00~15:00、※柴田記念館10:30~16:00※木曜閉館
休園日:月曜(月曜が祝日の場合はその翌日、月曜から連休の場合は最後の祝日の翌日が休園日)
入園料:500円(一般)、120円(65歳以上)、150円(小学生、中学生)
アクセス:都営地下鉄三田線「白山駅」下車A1出口徒歩約10分、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」下車1番出口徒歩約15分
大温室のエキゾチックな風景が楽しめる「夢の島熱帯植物館」
熱帯雨林の環境をモデルに造られた大温室は天井が高く、小笠原諸島の固有種を含むたくさんの植物に囲まれていても圧迫感がありません。
イベントホールや映像ホールでは、コンサートやフラワーアレンジメント教室など、植物に関する様々なイベントが楽しめます。
売店では、夢の島熱帯植物館限定アイテムのほか、植物の販売なども行っており、帰宅後も植物を楽しむことができます。
夢の島公園 夢の島熱帯植物館
住所:東京都江東区夢の島2-1-2
電話番号:03-3522-0281
営業時間:9:30~17:00(入館は16:00まで)
休館日:月曜(都民の日や祝日に当たる場合はその翌日)
入館料:250円(一般)、120円(65歳以上)、100円(中学生)※小学生以下、都内在住の中学生は無料
アクセス:地下鉄有楽町線・JR京葉線・りんかい線「新木場駅」より徒歩15分
熱帯環境を楽しみながら学べる「熱帯環境植物館(グリーンドームねったいかん)」
地下1階から地上2階まで吹き抜けになっている大空間は、東南アジアの熱帯雨林を再現。バナナやバニラなどの植物が展示されています。
地下1階にはミニ水族館もあり、海から山へと続く、一連の熱帯環境を楽しみながら学べる博物館型の植物館です。
喫茶室クレア(土日祝のみ営業)では、ナシゴレンやガパオライスなどのアジアンフードを楽しめます。
板橋区立 熱帯環境植物館(グリーンドームねったいかん)
住所:東京都板橋区高島平8-29-2
電話番号:03-5920-1131
営業時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜(祝日または休日の場合は直後の平日)
入館料:260円(一般)、130円(65歳以上)、130円(小学生、中学生)
アクセス:都営三田線「高島平駅」東口より徒歩約7分
四季折々の花園を散策「神代植物公園」
約4,800種類、10万本(株)の樹木が植えられており、四季折々の花を鑑賞できます。
3つのエリアで構成されたばら園や壮大な規模のつつじ園などの花園のほか、熱帯地域の花などが展示された大温室などもあり、季節を問わず楽しめる植物公園です。
武蔵野の古刹として知られる深大寺裏の雑木林は、都会の喧騒を忘れられそうな癒しスポットです。
神代植物公園
住所:東京都調布市深大寺元町5-31-10
電話番号:042-483-2300
営業時間:9:30~17:00(入園は16:00まで)※水生植物園のみ16:30
休館日:月曜(月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日)
入園料:500円(一般)、250円(65歳以上)、200円(中学生)※小学生以下無料
アクセス:京王線「調布駅」から小田急バス(12番乗り場)から吉祥寺駅または三鷹駅行き「神代植物公園前」下車、JR中央線「三鷹駅」(2番乗り場)または「吉祥寺駅」(4番乗り場)から小田急バス調布駅北口または深大寺行き「神代植物公園前」下車