Aブロックは、秋山竜次(ロバート)、粗品(霜降り明星)、バカリズム、水川、ユースケの5人。Bブロックは、岩崎、川島明(麒麟)、西田幸治(笑い飯)、野田クリスタル(マヂカルラブリー)、堀内健(ネプチューン)の5人。初出場となる、3人はもちろん、最多優勝回数・5回を誇る絶対王者・バカリズム、バカリズムに次ぐ4回の優勝を誇る堀内、過去優勝2回の秋山、川島らの回答からも目が離せない。なお、不測の事態が起きた時のためにスタンバイするスーパーサブは、鈴木もぐら(空気階段)、槙尾ユウスケ(かもめんたる)。観覧ゲストとして、黒羽麻璃央、白洲迅、谷まりあ、寺島しのぶ、純烈も出演する。

 水川は、出演オファーを受けた際の胸中を「本当に出演したかった番組なんですが、実際にオファーをいただくと怖さもあって、正直複雑でした。51が楽しみで、49が不安という心境でした」と明かし、実際に収録を終えてみて、「すごい番組に参加させてもらったな、というのが正直な感想です。収録前は、本当に緊張していて、“どうせ、楽しくないんだろうな”と思っていましたが(笑)、最初のIPPONが取れてからは楽しさが出てきました。でも、本当に今までで一番緊張した仕事でした」と振り返る。

 2021年に優勝した「キングオブコント」との違いに関しては、「『キングオブコント』は、ほかの出場者の中に普段から仲のいい芸人がいますが、今回は芸人になる前から見ていた先輩方と競うということで、これまで経験したことがなかった形ですし、本当に不思議な感覚でした」と、「IPPONグランプリ」ならではの独特な雰囲気を感じた様子。

 加えて、印象に残った人として「かもめんたるさんが憧れの存在なので、う大さんですね」と名前を挙げ、「う大さんも初出場でしたが、う大さんの生きざまが投影されていて、本当にすごかったです。IPPONを取りたいなんて思っていないんだろうな、と感じるくらい、ブレない姿勢がカッコよかったです」と羨望のまなざしを向けた。