◆ドラマを通して、大切な人の本音を知る

 ちなみに「#あなたがしてくれなくても」というツイートには「気まずい」とワードがセットになっていることが少なくない。家族や恋人と一緒に見て気まずい思いを経験している人も多そうだが、「『家族で見てください!』と言えるドラマではないため、お茶の間が凍っている家庭もあるかもしれません」と言う。

第4話より
「かといって家族で安心して見られる内容に寄せると、それは違うと思います。そこは『1人でコッソリ見てください』と言うしかありません(笑)。ただ、多少気まずくなってでも、恋人やパートナーとセックスレスを考えるキッカケになれば、と考えています。

 基本的には“私が視聴者として見たいもの”を意識して制作しているため、多少なりとも女性向けになっているかもしれません。ただ、性別に関係なく、楽しめる内容だと自負しています。私自身も知り得なかった男性側の気持ちを本作を通して知ることができ、こうしたことが、男性が女性側の気持ちを理解することを助けることもあるかもしれないと感じています。いろいろな発見をしてもらえると良いですね」