「今回の松本さんのパレードは、木村さんをかなり意識したものだと事前に報じられていました。というのも、現在のジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長は、とにかく嵐こそをジャニーズのトップとして考えており、その体制を確固たるものにするためには、松本さんの“木村拓哉超え”が必要だったということ。そういったジュリー社長の意向が反映されたからか、一部のメディアでは“松本潤のパレードは木村拓哉以上の盛り上がりになりそう”と、過剰なまでに松潤アゲ、木村サゲの空気が漂っていましたね」(芸能記者)

 木村拓哉が登場した「ぎふ信長まつり」の騎馬武者行列は、過去最多の46万人が集まったという。松本の「家康公騎馬武者行列」は68万人の集客だったので、単純に数字だけを観ると、松本のほうが上。実際に松本の“木村拓哉超え”が実現したようにも見えるが……。

「『浜松まつり』はゴールデンウイーク中の開催だったし、『ぎふ信長まつり』より多くの観客が集まるのは当然のこと。そもそも浜松のほうが岐阜よりも人口が多いですからね。いろんな条件を考慮すると、単純に集客数だけで“松本潤の勝利”とはならないと思いますよ」(同)

 岐阜市の人口は39万人で、木村のパレードにはその人口を上回る46万人が集まった。住んでいる人数よりも多くの人を集める木村人気の高さがうかがえる結果と言えるだろう。一方、浜松市の人口は78万人で、松本のパレードに集まったのは68万人。“人口超え”を達成していないという意味では、木村に比べると少々インパクトに欠けるのも事実だ。