看護師が転職に踏み込むための3つのアドバイイス

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

転職をしたいと思っても、自分の生活をガラリと変える決断はなかなかできませんよね。しかし、自分の人生を更に良くできるのは自分の選択と行動だけ。

転職経験から自分の理想の生活を叶えたPRIMEライター乃原が、転職に踏み切れず悩んでいる方に向けて、転職に踏み込める3つのアドバイスをお伝えします。

(1)自分の人生の責任は自分にある

これは、とある人に言われた言葉の受け売りなのですが「確かにその通りだ」と納得したのでずっと自分の中で大切にしている言葉です。

転職を決意しても周りの人からの言葉でなかなか動けない…という人はたくさんいます。しかし、どんなに大切な同期や先輩でさえ今後のあなたの人生の責任は取ってくれないのです。

仮に、あなたが激務に耐えられず身体や心に問題が生じたとします。仕事ができない間にかかる治療費、生活費、税金などの面倒は誰も見てくれません。

もし、自分の身になにか起きても自分で対処するしかないのです。自分の人生は自分の判断で変えていくもの。「どう行動したら自分の人生がより良い方向に向かうのか?」を考えて行動すると道が開けますよ。

(2)意外と人間関係は悪くない

人間関係が悪いイメージを持たれがちな看護師。転職したら、人間関係が悪くて転職したのを後悔してしまうかもしれない…と悩んでしまう人はいると思います。しかし、私が複数回転職を経験して感じたのは「人間関係、思った以上にアッサリだな」でした。

病棟で働いていると、終業後に遊ぶのも、休日に遊ぶのも同期や病棟の人になりがちですよね。しかし、一歩外の世界に出ると仲良くなった人とはプライベートで遊ぶ機会はありますが、大体が仕事上の付き合いだけ。

アッサリした人間関係を望む人にはとても気楽な日々が待っています。

私は派閥などの面倒な人間関係がとにかく嫌でしたので、病棟を離れてとても気持ちが穏やかになりました。

(3)求人票や見学でしっかり情報収集!ギャップは回避できる

いざ転職活動をして、入職しても自分の想像した世界とギャップがあると転職を後悔してしまいます。もし、転職活動に踏み切った場合は求人票や職場見学でしっかりとした情報収集をしましょう。

転職エージェントを活用すると、自分で情報収集をするよりも細かい情報を教えてくれます。しかし、職場見学は必須です。

自分が働いた後の状況までしっかりイメージして、働きやすそうな職場を選ぶのがおすすめです。

看護師の転職は何月がおすすめ?メリット・デメリット3つ

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

看護師は基本的に年中人手不足な業界なので、いつでも求人は存在します。しかし、季節によって求人数が多い・少ないは存在しますので転職のおすすめ時期やメリット、デメリットについてご紹介します。

(1)看護師転職は基本何月でも◎

看護師の求人は、基本的に1年中存在します。転職活動は入職希望時期の2~3か月前から始めるのがおすすめです。

私は過去に1か月集中して転職活動をしましたが、結構ハードスケジュールでした。ゆったり心に余裕を持って転職したいと考えている人は入職希望の3か月前から転職活動を始めるのをおすすめします。

(2)4月の入職は新卒教育に追われて中途の教育は手薄傾向に

4月は3月末での退職者が多いため、求人数は多いです。メリットとして新年度と同時に新しいスタートを切りたい方におすすめの時期です。しかし、デメリットとしては4月は新卒の入職と被るので中途採用の教育は手薄になる傾向があります。

即戦力として働けるのが中途の強みですが、もし教育をしっかり受けたいのであれば少々不満を抱いてしまう可能性もあるでしょう。

回避するためには、入職の面談の際に教育を受けたい旨を人事の方に相談しておくと配慮をしてもらえる可能性があるので、自分の希望は伝えておくと安心です。

(3)7月・1月入職は前職のボーナスを貰って転職できる

6月・12月でボーナスを受け取ってから退職をする人が多いので7月・1月入職の求人も多く存在します。メリットとしては自分も、ボーナスを受け取ってから退職ができるので、転職時期としては一番おすすめです。

しかし、退職する人が多いということは、求職者も増えます。デメリットとしては条件の良い求人はすぐに埋まってしまう可能性があります。

もし、7月・1月の入職を目指す場合は、少し早めに転職エージェントに登録して情報収集をこまめに行っておくと安心です。

(4)9月の比較的落ち着いた時期にゆっくり入職でのんびりスタート

9月はボーナスを受け取り、看護師転職市場も落ち着いてくる時期です。メリットとして落ち着いた状況で転職活動ができるので、気持ちに余裕を持ち本当にここで働いても大丈夫か?とじっくり考える時間があります。

焦って選択をするのが苦手な方は気候も穏やかで転職市場も落ち着いている9月に入職をするのをおすすめします。

デメリットとしては7月に入職を終えて求人数が落ち着いている時期なので、求人数が少ない傾向にあります。