それと同時に、解釈を変えると、ジュリー氏がカウアンの前で、一部タレントが性被害に遭っていたことを認めた可能性も高そうだ。

 カウアンといえば、4月12日に日本外国特派員協会で記者会見を行い、「合計で15~20回ほどジャニーさんから性的被害を受けました」などと証言。

 その後、ジャニーズ事務所は、ジュリー氏名義で取引先企業に文書を送付。4月21日配信のニュースサイト「朝日新聞デジタル」によると、同事務所が社員や所属タレント向けの相談窓口を設け、「ヒアリング及び面談」を実施してきたことを伝える内容だったといい、元所属タレントについても個別対応を行う準備を進めていると説明したという。

 しかし、この“タレント向けの相談窓口”に関しては、4月27日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、元V6・井ノ原快彦、TOKIO・国分太一と松岡昌宏、関ジャニ∞・村上信五、Hey!Say!JUMP・山田涼介、Sexy Zone・菊池風磨の6名が相談窓口になったとスクープ。本人も被害に遭ったかもしれない現役ジャニーズを窓口にしたとの報道に、ネット上ではいまだ「正気?」「信じられない」と批判が続出している。