――三浦選手と鍵山選手は、先ほど滑った新プログラムを来シーズンのショートプログラムにする予定ですか?
三浦 「もともと(新シーズンの)ショートプログラムは、ブノワ・リショーさんにお願いしたのですが、あまりにもすごく難しいプログラムになっているので…。ちょっと“保険”じゃないですけど、これ(『Natural』)はもともとエキシビションの予定だったものを、ショートでもできるような振り付けにしてもらいました。でも、本命は、ブノワ・リショーさんのものです」
鍵山 「今回はエキシビションという形で滑らせていただきますが、オペラの曲調は2026年のイタリア(ミラノ五輪)に向けてというか…やはり(イタリアは)オペラの国なので、よければ26年(五輪シーズン)のショートにと考えています。プリンスアイスワールドが終わってからも(今シーズンの)エキシビションプログラムにするかは、まだ決めていません。テーマは、ざっくり言うと愛の物語です。ハッピーエンドではなく、切ないキャラクターになりきるので、そこをしっかり表現できたらいいなと思います。そもそも皆さん(観客)の前で滑るのがとても久しぶりなので、すごく緊張したのですが、皆さんがすごく温かく迎えてくださって。これからまだ公演が続いていくので、その中でもっともっとクオリティーを上げていきたいと思います」
――宇野選手に質問です。けがをした右足首の状態を教えてください。