そして今回の件の影響で、テレビ関係者の間では“クズ芸人”の全面的な見直しが行われているようだ。

「クズ芸人は、シンプルにエピソードが面白いのと、視聴者が優越感に浸れることで人気を集めている。なかでも山添は、スタイルもよくイケメンなのに、ギャンブルや女にだらしないキャラが人気でした。ただ、今回の炎上で使いづらくなることが予想され、山添以外のクズ芸人をテレビ関係者は探しているようです。今後“クズ芸人”を使う場合は、きちんと“良識派のクズ”を使おうという声が大きくなっている」(民放関係者)

 レギュラー番組がせっかく増えたのに、落ち目になりそうな山添に変わり、注目を集めているのが空気階段・鈴木もぐらと岡野陽一だという。

「山添と同時期にブレイクしたもぐらと岡野ですが、2人とも意外に“常識人”として有名です。パチンコなどギャンブルが好きすぎて借金を抱え、さらにヘビースモーカーで飲酒好きな部分が“クズ”としてピックアップされてきた2人ですが、仕事に対しては熱心だし、スタッフなどにも気が使える“良識派”です。過去には、2人とも遅刻グセがひどかったですが、最近ではマネージャーもしっかりと管理しているので心配もない。山添よりも安心して起用できるとオファーが急増しています」(民放関係者)