コロナ疲れ・五月病の抜け出し方
「五月病」は時間と共に軽減されていくものですが、「コロナ疲れ」はいつまで続くか分かりません。
不調を抱えたまま日々を過ごしていくのは、もったいないこと。
どうにかして「コロナ疲れ」や「五月病」に対処していきたいですよね。
ここからは、抜け出し方のヒントをお伝えしていきます。
早起きをする
「だるい症状があるのに早起き!?」と思うかもしれませんが、自律神経を整えるためには規則正しい生活を送ることが一番です。
夜遅くまで起きていたり、食事時間が不規則になったりして生活リズムが乱れると、睡眠の質にも悪影響が及び不調がどんどん増えていきます。
乱れた生活を打破するには、まずは早起きです。
朝6時に起きれば、自然と夜は眠くなり良質な眠りがとれるようになりますし、朝日を浴びて1日をスタートすることで気持ちの浮き沈みも減っていきます。
深呼吸をする
自律神経をとても簡単に整える方法があります。
それが、深呼吸をすること。人はストレスを抱えているときには、呼吸が浅くなっています。
深く息を吸いこむことで、リラックスモードへと切り替えることができます。
イライラしたり、不安な気持ちになってしまったときにも効果的。
毎日定期的に行えるように、「朝・晩ベッドで10回行う」「スマホを見たあとは必ず5回行う」などルールを決めておくのがオススメです。
親しい友人に話す
一人であれこれ考えていると、ストレスが溜まっていく一方です。
緊張を手放すために、気の知れた友人にグチや悩みを共有してみましょう。オンラインであっても、とても良い気分転換になるはずです。
もし、友人に言いづらい場合は、専門のホットライン(電話相談)なども検討してみましょう。
暴飲暴食をやめる
飲酒と食べ過ぎは、一見ストレス解消に良さそうですが、内臓疲労を悪化させるためカラダにとってはダメージが大きいです。
結果的に、倦怠感や無気力といった症状につながってしまいます。
「疲れが抜けない」、「なんとなくダルい」といった方は、食生活を整えて内臓を休ませてあげることで、すぐに改善されることがありますよ。
食べ過ぎは、自律神経の乱れによっても起こるので、生活リズムを整えたり、深呼吸をしたりすることで防げることもあります。
「何もしない」時間をつくる
自律神経を整えるためには、休息も大事です。
しっかり休んでいるつもりでも、ゲームをしたり、スマホを見たりしていると脳は覚醒しているので、意味がありません。
「何もしない」時間を作ってボーっと過ごしてみるのが有効です。
空や外の景色を眺めたり、お風呂につかってぼんやりしたり。頭の中を空っぽにする手段として、瞑想を取り入れるのもオススメです。
ヨガを取り入れる
自律神経を整えるのには、深呼吸が有効だとご紹介しましたが、呼吸と共にカラダを動かしていくヨガもうってつけ。
ヨガの流れるようなポーズは、“動く瞑想”とも言われています。
一つ一つのポーズに集中することで、何も考えない状態に導かれるため不安や緊張から解き放たれます。
血流も良くなり、適度な疲労により睡眠の質も良くなるでしょう。
「コロナ疲れ」や「五月病」を感じている方は、ヨガを終えたあとの爽快感をぜひ味わってみてください。
楽観的に考える
「五月病」になりやすい人、なりにくい人の違いは、考え方にもあります。
完璧主義であったり、何でも悪い方向に考えてしまったりする方は、ストレスや緊張を感じやすく不調に陥りやすいもの。
反対に、楽観的な人は「五月病」にはなりにくいのです。
「コロナ疲れ」も同じ。
ありあまる時間の中で、真剣に自分に向き合いすぎないようにすることです。
自粛期間中には、好きなだけ趣味に没頭したり、新しい料理に挑戦してみたり、楽しい予定を妄想したり、「きっと良い方向に進んでいく」と前向きに信じてみる気持ちを大事にしていきましょう。
コロナ疲れ・五月病に負けないように!
今年は「五月病」以上に深刻な症状が懸念される「コロナ疲れ」の存在もあり、今こそ一人一人が自分のケアをしていくことが大切です。
自律神経の乱れにより感じる不調は、工夫次第で軽減することができます。
ツラい倦怠感や無気力状態などを長引かせないように、自分に合った方法を見つけて、早めに対処していきましょう。
提供・yoganess
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