妻にセックスを拒否されると、なぜ辛い気持ちになるのでしょうか?

「性欲が満たされないから。」、「パートナーを愛しているのに性生活がないのが辛いから。」

など様々な理由が考えられますが、その根幹には”強烈な自信喪失”があります。

今回は、元セックスレス経験者の嫁が【妻が拒否する原因と対処法】を大暴露!なぜ妻がセックスを拒否するのか?経験者が赤裸々に語ります。

Tさん35歳

元セックスレス経験者のTです。今回はセックスレスに悩む男性のために、嫁目線の意見を包み隠さずお話します。

Tさん 35歳

あなたの奥様がセックスを拒否する原因は何でしょうか?この記事を読めばそれが分かるはずです。

奥様の気持ちを理解し、夫婦で愛し合う性生活を取り戻しましょう。

1.そもそもセックスレスとは

そもそも、セックスレスとはどうような状態を指すのでしょうか?詳しくみていきましょう。

(1)セックスレスの定義は1カ月以上

日本性科学会では、セックスレスの定義を以下のように定めています。

セックスレスの定義
”特別な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上ないこと”(日本性科学会)

ここで気になるのが、”セクシュアル・コンタクト”という言葉です。

セクシュアル・コンタクトとは、パートナーとの性的な触れ合いを意味します。具体的には、キスや愛撫など指す言葉です。

つまり、【挿入はないが性的な触れ合いが1ヶ月以内にあるケース】はセックスレスには含まれません。

勘違いしている人も多いと思いますが、【セックス=挿入】ではないのです

(2)カップル間のセックスのすれ違い

セックスレスの原因は沢山ありますが、その元をたどれば【カップル間のすれ違い】であることが大半です。

性欲のズレや相手を想う気持ちのズレなど、様々な”すれ違い”がセックスレスの原因になっています。

著者名

う~ん。うちの奥さんとの”すれ違い”って何だ?サッパリ分からない。

そんなあなたへ。次章では、元セックスレスの妻がセックスレスの原因を赤裸々にお伝えします。

2.【元セックスレス嫁談】妻が拒否!セックスレス7つの原因

今回は、元セックスレス妻のTさん(35歳)にお話しを伺いました。

  • Tさんがセックスレスだったのは今から約5年前まで
  • 産後から約3年間に旦那様との性交渉を一切拒否
  • セックスを拒否した理由は複数あり

自分に当てはまることはないか?ご自身でチェックしてみましょう。

(1)生活の中心が子ども!暮らしの変化が大きい

私が夫とのセックスを拒否するきっかけになったのは、間違いなく”出産”です。

Tさん35歳

出産して生活の中心が子どもに変わったことで、セックスなんて考えられなくなりました。

Tさん 35歳

まず第一に、幼い我が子が隣で寝ているのにセックスなんてできません。子どもに授乳する乳房を愛撫されるのも虫唾が走るほど嫌でした。

「昼間は慣れない育児で必死なのに、夜に夫の相手までできるか!」そんな気持ちもありましたね。

(2)仕事と育児で疲労困憊!SEXどころじゃない

1年間の育休を経て仕事復帰した後は、性生活を求められることが益々苦痛になりました。

Tさん35歳

ハッキリ言って、育児と仕事の両立で披露困憊。1秒でも早く寝たいのに、ベッドで抱きついてくる旦那に殺意さえ芽生えました。

Tさん 35歳

しかも、「眠いし疲れているからやめて。」と言っても夫は聞く耳をもちません。仕方なく「触らないで!」と強い口調で叫ぶと、あからさまにイライラしてふて寝します。

Tさん35歳

こんな態度をとられて、夫とセックスしようなんて思うはずがありませんよね。

Tさん 35歳

そうこうしているうちに、夫婦仲は益々険悪ムードに…。この頃から夫が家にいることに嫌悪感を感じるようになり、とうとう ”夫婦別室”で寝ることを強行しました。

(3)そもそも産後はしたくない

さて、ここで小休憩を入れましょう。

Tさんは”産後”をきっかけに夫婦仲が冷え込みセックスレスになったようですが、これはどんな夫婦にも高確率で起きることです。

Tさん35歳

多くの奥様が、「そもそも産後はしたくない!」と思っているはずです。

Tさん 35歳

①【オキシトシン=子どもを守るホルモン】の分泌で父親が邪魔に!?

実は、産後の妻にとって ”セックスを迫る夫”は邪魔以外の何物でもありません。

出産を終えた女性は、オキシトシンと呼ばれるホルモンが大量に分泌されます。

オキシトシンとは?
  • 【オキシトシン=愛情ホルモン】と呼ばれている
  • 親子の愛着形成に欠かせないホルモン
  • 授乳によりオキシトシンの分泌が促される

オキシトシンは赤ちゃんとママの愛着を形成する大事なホルモン。

赤ちゃんが乳首を吸うことでオキシトシンの分泌が促され、ママの脳では「赤ちゃんが可愛くてたまらない!」と思うよう信号が出されます。オキシトシンが分泌されるおかげで、母としての役割を正常に果たすことができるのです。

しかし、オキシトシンはパパにとっては困った側面もあります。

「子どもを守る!」という気持ちが強すぎる余り、父親が邪魔になってしまうのです。この状態は、産後のガルガル期とも言われています。

ライオンの雌は子どもを守るために「ガルルルルッ!」と威嚇をしますよね。雌ライオンにとって、父親ライオンは子どもに危害を及ぼす脅威。産後のストレス過多も相まって、攻撃的になることも多いのです。

②産後の気分障害はコントロール不能

しかも、厄介なことに産後のガルガル期は奥さん自身でコントロールすることができません。

「どうしてこんなにイライラするんだろう?」、「些細なことが気になって自分でもしんどい…。」と悩んでいるママも大勢います。

特に、産後直後の気分は非常に不安定。胎盤から出ていた女性ホルモンが急激になくなることで、涙もろくなる、不安になる、イライラする、眠れないなど、約2人に1人のママが【マタニティブルース】になると言われています。

また、マタニティブルースよりもさらに元気がなくなり、罪責感や不安疲労を強く感じる【産後鬱】になるママも10~15%いるそうです。

産後鬱の場合、家族がいち早く気付いて病院で治療させることが大事です。

  • 産後の嫁が泣いてばかりでいい加減迷惑。しっかりして欲しい。
  • 産後は俺を当てにしてばかりで家事や親戚付き合いをしなくなった!
  • 嫁がヒステリックで喧嘩が絶えない。ムカつく!

など、嫁に敵意を抱いていたが実は産後鬱だった…。なんてこともあります。

妻の様子が気になる場合は、セックスどころではありません!場合によっては、奥様を医療機関で診てもらうことをおすすめします。

(引用:PRIME|産後の嫁がムカつくパパへ。結婚10年目!夫婦危機を乗り越えた夫から6つのアドバイス)

(4)更年期障害

実は、女性の更年期障害もセックスレスの大きな原因です。

Tさん35歳

更年期で膣の潤いが不足して、夫との性交渉に痛みを感じる友人もいました。

Tさん 35歳

更年期障害は、”症状の宝石箱”とも言われており、ただの疲れと区別がつきにくい、ありとあらゆる症状が出現します。 情緒不安定、倦怠感、頭痛、発汗、めまいなどが有名ですが、”性欲の減退”や”膣の潤い不足”も更年期障害の一つに当てはまることは、あまり知られていません。

「セックスをすれば女性ホルモンが分泌される!」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、これは間違った認識です。

奥様が30代後半~40代前半の人は”早めの更年期”の可能性もあるため、パートナーとして理解を示すことが大事でしょう。

※更年期障害が出る時期やその症状の度合いには個人差があります。自己判断せず医療機関を受診しましょう。

(5)夫を尊敬できない

かつてのように夫を尊敬できなくなったのも、セックスをしたくない理由の一つです。

職場恋愛で結婚した当初は、それはそれは夫は輝いていました。私のミスをカバーしてくれたり、時には叱ってくれたり、頼もしく思えていたんです。

ところが、結婚するとどうでしょう。

家ではスマホに夢中で、子どもが泣いていても知らんぷり。育児で相談事があっても、「そうなんだ。」、「任せるよ。」しか言ってもらえず、夫への愛情が急速に冷めてしまいました。

Tさん35歳

女性は”心”でもセックスをします。尊敬できず嫌いな夫には抱かれたくありません!

Tさん 35歳

(6)結婚してるのに孤独…。話を聞かない夫

こちらの話をろくに聞かないくせに、セックスだけ求めてこられても困ります。

Tさん35歳

夫婦の会話もないのに、セックスできると思われてることがムカつく!

Tさん 35歳
こんな夫婦は離婚危機かも!
①旦那が1日何をしていたか一切知らない
②「ただいま」、「お帰り」などの挨拶すらない
③「うん」など返事だけで会話終了
④スキンシップが皆無
Tさん35歳

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Tさん 35歳

このような状況の方は、「セックスレスが辛い…。」なんて悠長なことを言っている場合ではないかも!?

奥様の心はとっくにあなたから離れている可能性がありますよ