四国の徳島県は本四架橋が架かり、四国霊場巡りのスタート県です。そんな徳島には上品な味の「和三盆糖」や、「鳴門金時」など和菓子の材料が豊富です。和菓子の名店が多く100年以上の歴史がある老舗も多数あります。そんな徳島の人気和菓子店を厳選し13店舗を紹介します。
徳島の和菓子屋おすすめ13選
四国東端にある徳島県は本四架橋が架かり、四国八十八ヶ所霊場巡りは徳島県からスタートします。そんな徳島には「竹糖(ちくとう)」と呼ばれるサトウキビを原材料とする「和三盆糖」や、美味しいさつま芋「鳴門金時」など、和菓子の材料が豊富です。
食材に恵まれる徳島には和菓子の名店が多く、100年以上の歴史があるお店も多数です。県を代表する上品な和菓子から、マスコミに取り上げられる話題の和風スイーツもそろっています。趣ある和カフェ併設の老舗や、売り切れ必至の人気店など、徳島のおすすめ和菓子店を選りすぐり、13店舗紹介します。
1. 【徳島市】菓游 茜庵 本店【お餅・和カフェ併設】
「菓游 茜庵(かゆうあかねあん)本店」はJR「徳島駅」から徒歩8分、徳島中央公園の隣にあります。1980年(昭和55年)創業の菓子店で、風情ある日本風建屋のお店です。
椅子とテーブルで略式のイートインができる和カフェがあり、気軽にお菓子とお茶が楽しめます。茶室もあり、落ち着いた雰囲気の中で優雅なひとときが過ごせます。
淡柚6個入(1,296円)
「菓游 茜庵 本店」のおすすめは、お店の代表銘菓「淡柚(あわゆう)6個入(1,296円)」です。創業以来愛され続ける、上品な定番ロングセラー商品です。
すべすべと柔らかなお餅で柚子の餡が包んであります。餡はあずきの皮をひとつひとつ丁寧に取り去った薄墨(うすずみ)餡を使っています。そこに、天然のクチナシを使って丁寧に仕立てた、美しい翡翠色の餡です。柚子の優しい香りが食欲を刺激します。日持ちは夏季4日・冬季7日で手土産におすすめです。
基本情報
スポット名 | 菓游 茜庵 本店(かゆうあかねあん) |
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住所 | 徳島県徳島市徳島町3-44 |
アクセス | JR徳島駅から徒歩8分 |
電話番号 | ☎ 088-625-8866 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 年中無休(元日は休) |
カフェ・甘味処 | 〇 |
テイクアウト | 〇 |
2. 【徳島市】くらもと 日の出 本店【饅頭・テイクアウトのみ】
「くらもと 日の出 本店」は、JR「蔵本駅」から徒歩3分の所にあります。創業から約90年間、地元に愛され続けている老舗和菓子店です。
眉山を望む徳島で、清流・吉野川の地下水を使った美味しい和スイーツを製造販売しています。昔と変わらぬ製法を守りながら、時代にあった和菓子の開発も行われています。
とら巻(260円)
「くらもと 日の出 本店」のおすすめは「とら巻(260円)」です。虎の皮のような縞模様の薄皮にくるまれた饅頭で、白あんと黒あんの二つの味が楽しめます。
こし餡と白餡をダブルで巻き込み、とら巻1個で2つの異なる味が楽しめます。約1週間日持ちし、手土産にもおすすめです。
基本情報
スポット名 | くらもと 日の出 本店 |
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住所 | 徳島県徳島市蔵本元町2-2 |
アクセス | JR蔵本駅から徒歩3分 |
電話番号 | ☎ 088-631-4683 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 無休 |
カフェ・甘味処 | × |
テイクアウト | 〇 |
3. 【阿波市】服部製糖所【おはぎ・テイクアウトのみ】
「服部製糖所」はJR「徳島駅」から車で約40分、徳島県阿波市にあります。1864年(元治元年)創業の阿波和三盆糖の製造元です。
「竹糖」だけを使った和三盆糖づくりにこだわり、収穫量は多くありませんが、いいものを作らなければの強い思いで、阿波伝統の味を作り続けています。一方で、貴重な材料を活かした新しい商品の開発も心がけ、人気の「花咲くおはぎ」を誕生させています。
花咲くおはぎ 花輝(5,616円)
「服部製糖所」のおすすめは、和三盆の「花咲くおはぎ 花輝(5,616円)」です。NHK『あさイチ』でも取り上げられ放送された、美し過ぎる話題の新しいおはぎです。
最上質の和三盆「大無類和三盆」を贅沢に使った白餡をベースに、無添加天然素材で着色し、一つ一つ手作業で本物の花そのものに作り上げています。季節限定アイテムが多く、すぐに売り切れる超人気おはぎです。
基本情報
スポット名 | 服部製糖所 |
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住所 | 徳島県阿波市吉野町西条東姥御前270 |
アクセス | JR徳島駅から車で約40分 |
電話番号 | ☎ 088-696-5270 |
営業時間 | 9時00分~17時00分 |
定休日 | 木曜日・金曜日 |
カフェ・甘味処 | × |
テイクアウト | 〇 |
4. 【徳島市】小男鹿本舗冨士屋 本店【蒸し菓子・テイクアウトのみ】
「小男鹿(さおしか)本舗冨士屋 本店」は、JR「二軒屋駅」から徒歩2分の所にあります。1870年(明治3年)創業の老舗和菓子屋です。
1877年(明治10年)頃から発売した蒸し菓子の「小男鹿(さおしか)」は、当時から大変な人気で、大切な方への手土産やお茶会の茶菓子として親しまれてきました。山芋やうるち米、2種類の小豆、和三盆糖を主原料として、140年間受け継がれた伝統の味が現在まで守られています。
小男鹿(さおしか)(小一棹・1,130円)
「小男鹿本舗冨士屋 本店」のおすすめは、同店の看板商品「小男鹿 小一棹(1,130円)」です。一番小さいサイズですが、6切れくらいにカットできる量があります。
地元の和三盆・小豆・米粉・山芋・鶏卵・餠粉・抹茶など、和菓子の材料が使われている「蒸し菓子」です。和スイーツながらお茶だけでなく、コーヒー、紅茶ともよく合います。深みのある甘さで甘すぎず、上品な和菓子です。なお、賞味期限は約5日間あります。
基本情報
スポット名 | 小男鹿本舗 冨士屋 本店 |
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住所 | 徳島県徳島市南二軒屋町1-1-18 |
アクセス | JR二軒屋駅から徒歩2分 |
電話番号 | ☎ 088-623-1118 |
営業時間 | 8:20~20:00 |
定休日 | 無休 |
カフェ・甘味処 | × |
テイクアウト | 〇 |
5. 【徳島市】福屋 両国本店 茶寮【大福・テイクアウトのみ】
「福屋 両国本店 茶寮」は、JR「徳島駅」から徒歩15分の両国橋にあります。「人と人をつなぎ、真心伝える菓子づくり」をモットーとするお店です。
「福屋 両国本店 茶寮」には季節限定メニューが多く、各メニューには季節・歳時・文化を伝えるベストなネーミングが付いた美味しいお菓子ばかりです。
ももいちごの里 (777円)
「福屋 両国本店 茶寮」のおすすめは、春のシーズン限定で大人気の「ももいちごの里(777円)」です。センスの良いネーミングです。
主役のいちごは、徳島県佐那河内村で収穫する普通サイズの3倍ほどの「さくらももいちご」です。ジューシーで瑞々しいいちごを、丸ごと1個大福にしています。大きい大福で白あんがよく合います。日保ちは2日間で早めに食べましょう。
基本情報
スポット名 | 和菓子処 福屋 両国本店 |
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住所 | 徳島県徳島市両国橋11番地 |
アクセス | JR徳島駅から徒歩15分 |
電話番号 | ☎ 088-625-2983 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 年中無休 |
カフェ・甘味処 | × |
テイクアウト | 〇 |