「週刊女性」は長年ジャニーズ事務所と犬猿の仲で、現在も批判的な記事が出ることは少なくないが、2021年にはSnow Manや風間俊介らを表紙に抜擢するなど明らかな“雪解け”が見られるようになり、版元の主婦と生活社はジャニーズグループのカレンダー発売元のひとつに名を連ねるように。確実に売れる“カレンダー利権”を得たことで報道姿勢には変化も見られ始めた。
「たとえば『週女』は、Hey! Say! JUMP・山田涼介が出演中の『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)について、橋本環奈の弟役にジャニーズタレント3名が“バーター”出演していると批判的な記事を出す一方、今もっとも話題のジャニー喜多川前社長による所属タレントへの性加害疑惑については黙殺の構えの様子。しかもなぜか3月に入って元ジャニーズJr.のインタビュー記事をウェブ版で2本出し、どちらもジャニーズへの感謝が語られています。
以前から“カレンダー利権”を得ている小学館の『女性セブン』も、たとえばKing & Prince関連の報道では、退所する平野紫耀が『独立を誰より懇願した』とし、事務所に残る永瀬廉に同情的な記事が目立ちますし、元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモトによるジャニー氏の性加害告発を取り上げたかと思いきや、カウアンの“意外な素顔”として素行の悪さを綴っています」(同)
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