「霏」を使った熟語
霏解(ひかい):砕け散る
陰霏(いんび):くもる
林霏(りんび):林の靄(もや)のこと
煙霏雲斂(えんぴうんれん):雲が集まってくるさま
どことなく美しいイメージの漢字ですが、一見すると「罪」と見間違えそうになりますね。
3個目の漢字はこれ!「天蛾」
「天蛾」を何と読みますか?
見かけたことはあるはずですよ。
よく見ると可愛い顔をしています。
「天蛾」の読み方のヒントは?
1.「天蛾」をひらがなにすると4文字になります。
2.「天蛾」をフランス語にすると「papillon céleste」、イタリア語では「falena celeste」です。
3.『父我は言にうちあげず月の出を大き天蛾の翅降りる見る』北原白秋「白南風」
4.俳句で「天蛾」は夏の季語です。
正解は…
正解は「すずめが」でした!
「天蛾」はスズメガ科に属する蛾(ガ)すべての総称です。
「雀蛾」と書かれることが多いでしょう。
体が大きいうえにヘリコプターのようなホバリングができるため、ハチドリに間違えられることもしばしば。
非常に高速で飛ぶのも特徴で、種類によっては時速50km以上のスピードが出るそうです。
蛾は、一般的に蝶々に比べて人気がありません。
でも、「天蛾」に属する蛾たちは個性的で可愛らしく、クリッとしたつぶらが目はぬいぐるみのようでキュート!
「スズメガ・かわいい」で検索すると、「天蛾」を愛する人たちがたくさん見つかりますよ。
ちなみに、「天蛾」の成虫には毒性がなく、幼虫はいかにも危険そうな突起物がありますが実は見せかけで、やはり毒性はありません。