家族の一員である愛犬との別れは辛く悲しいものです。居て当たり前だった愛犬が亡くなったことでペットロスに陥る方は多いのですが、愛犬が輪廻転生し、この世で新しい人生が送れているのなら少しは安心できるでしょう。
今回は、犬の生まれ変わりの体験実例や、愛犬からのスピリチュアルサインを紹介します。愛犬との別れを体験したことのある方は、ぜひ記事をチェックして、愛犬が送る輪廻転生のサインをキャッチしましょう。
亡くなった愛犬が生まれ変わることはある?
まず初めに、亡くなった愛犬が生まれ変われるのか紹介します。人間の輪廻転生があるのなら、犬などの動物の輪廻転生ももちろんあるでしょう。こちらでは、犬の輪廻転生についての神話や、根拠を紹介していくので、ぜひチェックしてみて下さい。
犬も人と同じように輪廻転生をする
犬も人間と同じように、輪廻転生をすると言われています。生き物の全ての魂は消失することなく、永遠に存在し続け、魂が宿るものだけが変わり続けるのです。また、犬は死後、生前よりもさらに純粋な愛情となります。そして、生前にお世話になった飼い主を天界から惜しみない愛情を注ぐのです。
さらに、犬は人間よりもスピリチュアル的な存在なので、現世に後悔の念や未練を残しません。さらに、犬は自らの魂が永遠に存在し続けると自覚しているので、現在の形にあまりとらわれることも無いのです。
その為、執着や未練んを残しやすい人間よりも早く生まれ変われるのですが、あまりにも飼い主が自分を思い悲しんでいる場合は、今の姿のまま飼い主の傍に居ないといけないと考えるため、輪廻転生も遅くなります。
ハムスターや猫に生まれ変わることもある
犬は、同じく犬として生まれ変わることは少ないようです。犬の多くは、前世と同じく人間のペットとして生まれ変わる傾向があり、ペットになりやすい猫やハムスターに生まれ変わります。
ところが、人間界では人間に生まれ変わることが一番の幸せだと考えられているため、犬も得を積み重ねることで人間に生まれ変わりやすくなるのです。例えば、盲導犬や警察犬は人間を助けたり、人間に貢献しています。
また、飼い主に多くの幸せを与えた犬も、人間にたくさんの愛情を与えたため、徳を積んだことになるのです。このように、多くの得を重ねることで、人間に生まれ変わる犬も存在します。
犬の生まれ変わりに関する「白い犬」の神話とは?
白い犬には、いくつもの神話があります。白い犬は神様の使いであると言われており、賢く、飼い主に忠実であることから、昔から愛されてきたのです。養老4年に完成した日本書紀でも、日本武尊(やまとたけるのみこと)を白い犬が助ける場面があります。
また、落語の『元犬』では、”白い犬は人間に生まれ変わる”と言われており、そのイメージから白い犬は死後、人間に生まれ変わると認識されるようになりました。
数々の神話で人間を助けたり、神様のような立ち位置で描かれている白い犬は、スピリチュアルの世界でも、何か使命を背負ったとき人間に生まれ変わるとされています。