9.貴船神社
水の神様・高龗神(たかおかみのかみ)を祀り、昔から水を扱う商売をされている人々が多く訪れる神社で、絵馬の発祥地として知られています。かつて和泉式部が「貴船神社」に参拝し、夫との復縁を祈願したところ叶ったと伝えられ、縁結びのご利益があるとして多くの女性参拝者が訪れます。
参道の石段の両脇には朱色の灯篭がつらなり、期間限定で行われるライトアップが幻想的。ライトアップ含め、神社境内は無料で拝観できます。
10.東寺
正式名称を教王護国寺(きょうおうごこくじ)と言います。京都のシンボルでもある五重塔は高さ55mで、日本で最も高い木造建築。徳川家光が再建したもので、国宝に指定されています。また1603年に豊臣秀頼によって再建された金堂や、大師堂、蓮花門も国宝に指定されています。金堂・講堂・五重塔のみ有料拝観となりますが、境内への入場や、御影堂、食堂などの見学は無料です。
桜の時期や紅葉シーズンには夜のライトアップが行われ、光に照らされて浮かび上がる五重塔や桜・紅葉の風情のある景観を楽しむことができます。(※ライトアップ時は拝観料がかかります)
11.八坂神社
”祇園さん”と呼ばれ親しまれている神社。7月に行われる、日本三大祭のひとつ「祇園祭」の舞台としても知られています。全国にある八坂神社の総本社で、とくに厄除けや縁結びのご利益が有名。
拝観無料で、24時間自由に参拝できます。夜は東大路通りに面する西楼門のライトアップをはじめ、舞殿の周囲に吊るされた提灯にも灯りが灯されます。
12.仁和寺
金閣寺と並んで世界文化遺産に登録された「仁和寺(にんなじ)」。平安時代、光孝天皇(こうこうてんのう)の命で着工したのが始まりで、仁和4年(888年)、宇多天皇が遺志を継いで寺院を完成させました。退位後、出家して修行に励み、明治維新まで皇族が代々住職を務めたことから「御室御所(おむろごしょ)」とも呼ばれています。
境内への参拝は無料、御所庭園と霊宝館(期間限定)のみ有料拝観となります。(ただし「御室花まつり」開催期間中は特別入山料として拝観料がかかります)