また、本作への出演オファーを受け、「『ブラザー・トラップ』以来にこの枠に参加できること、正直にうれしかったです!」と声を弾ませる若林は、「男女共通の悩み、若気の至り、エモいエピソードが渋滞している作品だなと感じ、単純に恋愛っていいなと思いました(笑)」と感想。
続けて、「今回は初めましてのキャストの方が多かったので、リハーサルの初日に鈴鹿くんがスタッフさんを含め『みんなで食事をしましょう!』と声をかけてくださって。なんていい人なんや! って、めちゃくちゃうれしかったのを覚えています! リハーサルを経て、演者・スタッフで共通認識ができてからのスタートなので、いい状態で撮影に挑めるのではないかなと思っています」と鈴鹿の声がけで現場の士気が上がったことを明かし、「田中は物事を俯瞰(ふかん)的に見る能力と、自分の恋愛価値観についてしっかりとした心(しん)があるキャラクターだと思います。原作の世界観を壊さず、田中役を丁寧に演じ、皆さまに届けられたらと思っております。どうぞお楽しみに!」と張り切っている。
なお、このほど作品のキービジュアルが完成。心を中心にその左右を元カノ・りんごと今カノ・小夜が囲み、彼女たちの目からは涙が流れている。元カノと今カノ、性格も対照的な彼女たちを表現する赤と青の色味の対比も印象的だ。心の戸惑ったような複雑な表情と彼女たちが流す涙は、それぞれが悩み傷つき、もがきながら葛藤している模様を表し、ストーリーへの想像をかき立てる。ドラマへの期待が高まる美しくエモーショナルなキービジュアルとなっている。