北山については“文春砲”後も正式発表はまだなく、沈黙が保たれているが、King & Princeは今月ついに“バラバラ”となる。今月22日をもって平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人がグループを脱退し、平野と神宮寺は同日をもって事務所も退所、主演映画『Gメン』の公開を8月に控える岸は今秋退所予定となっている。

「メンバー3人の今後が伏せられているのは、ジャニーズ事務所からの“妨害”が入ることを恐れているためでしょう。やはり表向きは個人事務所を設立する形になるとみられています。また、元メンバーの岩橋玄樹がアメリカの大手マネジメントとの契約を3月に発表しましたが、3人との合流を見据えているとも。その際、バックにつくのは岩橋の後ろ盾となっているK氏で、彼はウィル・スミスの親族が経営するコンテンツメディア会社と組んでおり、一時期は会社所在地がまったく同じでした。そしてこのコンテンツメディア会社のグループ企業が、岩橋が所属することになったアメリカの大手マネジメントと提携している……という構図なんです。同社はアーティスト・マネジメント事業も掲げており、アジア・中東・アメリカへのコネクションを持つプロモーターとも提携しているので、サポートしてもらえれば、海外進出を希望していたメンバーにとってはまたとない話でしょう。ただ、平野についてはソロでやるとの見方も出ており、3人もしくは岩橋含めて4人一緒に活動することになるかは不透明ですね」(同)

 創業者による未成年の所属タレントへの性加害疑惑について、いまだ事務所側からは具体的に言及した声明は出ないままで、経営陣の退陣を求める声も高まっているが、対応が遅れるうちに退所ラッシュがさらに加速していきそうだ。