IMPACTorsは『東西ジャニーズJr. Spring Paradise』で3月上旬に大阪松竹座で公演を行ったのに続き、5月下旬には東京・日本橋三井ホールで公演を行うことから、5月をもって退所するのではとの見方が強まっていたが……。

「三宅健も、劇団☆新感線の舞台の千秋楽の翌日となる5月2日に退所することを発表していることもあって、5月説は確かに有力とみられていました。ただ、『Myojo』(集英社)での連載が4月発売号の時点で『残すところあと2回!』とあり、少なくとも6月まではまだ事務所にいるのではとの期待が高まっています。Kis-My-Ft2・北山宏光の退所を報じた『週刊文春』の記事でも、変わらずIMPACTorsの退所時期については『年内』と記すにとどまっているため、ファンは『勝手に5月末で退所だと思ってるんだけど、違うの?』『夏が来るのか来ないのか』『いつまで続くのかだけ教えてほしい…』『いい加減IMPACTorsの退所日教えて下さい!』など大いに混乱しています。通常、ジャニーズJr.は特に発表もなくひっそりとプロフィールが消えたことで退所が明らかになるもので、事務所サイドも卒業時期をわざわざ発表する気などないのかもしれませんが、社長が退所を認めた手前、いつまで所属しているのかはっきりしないのは、とても事務所が掲げる『ファンファースト』ではないですよね」(女性誌記者)

 ジャニーズJr.公式エンタメサイト「ISLAND TV」での動画更新も昨年12月25日を最後に止まっており、『滝沢歌舞伎ZERO』には2021年・2022年と2年連続で出演してきたものの、その終幕となる『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』から外されてしまったIMPACTors。5月の公演を最後に、このまま契約終了まで特に活動もないまま終わるのではないかとの不安の声も広がっている。

「グループ全員で退所したLove-tuneがそうでした。横浜アリーナで単独公演を開くほど人気でしたが、2018年に入って急に露出が減少。同年11月末に、グループの解散とメンバーの退所が正式発表されましたが、『文春』の報道によれば、2018年1月にLove-tuneのメンバーが契約書にすぐにサインをしなかったことで急に冷遇されたとか。事務所はこれまでジャニーズJr.と正式な契約書を結んでおらず、このとき初めて説明会が開かれ、個々に契約書を結ぶようになったのですが、メンバーは一旦持ち帰ってゆっくり考えたいとし、事務所側もそれを受け入れたにもかかわらず、ジュリー社長の意向で冷遇が始まり、解散・退所に追い込まれたといいます。IMPACTorsについては自分たちから退所を申し出たなど、Love-tuneと異なる部分も少なくないですが、タッキー色の強い彼らにジュリー社長は興味がないといわれており、ファンも『Love-tuneのように退所まで干されるのでは』と不安で仕方ないようです」(同)

 井ノ原は「寂しい反面、同じ男として、同じジャニーズとして彼らを気持ちよく送り出したい」と語っていたが、はたしてファンはIMPACTorsの卒業を気持ちよく迎えられるだろうか……。