「ジャニーズJr.のプロデュースを担うジャニーズアイランドの当時の社長だった滝沢氏の肝いりということもあって、IMPACTorsの名前をもらってからは明らかに“推されている”グループの1組でしたが、滝沢氏の突然の退任劇により、不遇の立場に一転するのではと危惧されました。実際、一部報道では“滝沢氏が名付け親となったあるグループ”の単独コンサートが事務所の以降で直前で白紙撤回されてしまい、それが滝沢氏退任のきっかけとなったとも伝えられました」(アイドル誌記者)

 その不安は的中し、昨年末発売の「週刊文春」(文藝春秋社)が7人全員で退所する意向を事務所側に伝えたと報道。滝沢氏の後任としてジャニーズアイランド社長に就任した元V6の井ノ原快彦と12月に面談し、メンバー全員での退所を申し出たという。そして1月1日、「デイリー新潮」に井ノ原社長のインタビューが掲載され、IMPACTorsの退社報道についてあっさりと事実だと認めてしまった。

「井ノ原によれば、12月中旬に彼らの楽屋を訪れた際に向こうから突然切り出されたとのこと。話し合いは短時間で、その場で了承したそうです。彼らの決断を尊重したかったようですが、それにしても即断すぎる。滝沢氏が電撃退社してしまい、事務所に自分たちの居場所がないことを、井ノ原もわかっていたのでは」(芸能記者)

 今春には続々と出演していた番組から姿を消していくことに。NHKのジャニーズJr.番組『ザ少年倶楽部』には3月10日放送回をもって出演が途絶え、またメンバーはそれぞれ地方局の情報番組でレギュラーをもっていたが、これも軒並み終了。テレビ静岡の『くさデカ』に2021年1月より出演していた佐藤が、今年3月18日放送回で同番組を卒業したのを皮切りに、影山拓也はNST新潟総合テレビの『スマイルスタジアム』、鈴木大河はとちぎテレビの『イブ6プラス』、松井奏は福島テレビの『サタふく』、基は仙台放送の『あらあらかしこ』をそれぞれ卒業していった。