キリンやライオンも飼育されている横浜市立野毛山動物園や、ビールの試飲もできるサントリー〈天然水のビール工場〉、東京大学運営の博物館・インターメディアテクなど、関東にある入場無料のおすすめ観光スポットをご紹介します。

1.横浜市立野毛山動物園(神奈川)

1951年に開園した、入場無料の「横浜市立野毛山動物園」。キリンやライオンなどのメジャーな動物から、レッサーパンダ、ペンギン、さらには爬虫類まで、100種類以上、1,500点以上の動物が展示されています。動物の前にスロープが設置されていたり、柵のつくりを工夫して間近で見学できるようになっているので、動物の生態や行動をじっくり観察できます。

また「なかよし広場」では、モルモット、ハツカネズミ、ニワトリの3種類の動物と無料でふれ合うことができます。広場に入る前に、係員さんが動物の抱っこの仕方や注意点をきちんと教えてくれるので、安心して触れます。ちなみに週末や祝日、繁忙期などは、整理券による入れ替え制です。なかよし広場前で時間ごとの整理券をもらいましょう。

2.サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野ブルワリー(東京)

東京都府中市にある「サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野ブルワリー」では、天然水にこだわって造られているビールの製造工程について学べるガイドツアーが行われています。ガイドツアーへの参加は無料で、製造工程を見学したあとには、”ザ・プレミアム・モルツ”も含めて1人3杯まで試飲ができます(ドライバーやアルコールが苦手な方、未成年の方はソフトドリンク)。

ザ・プレミアム・モルツ

そしてショップでは工場オリジナルのグラスをはじめとする限定のアイテムが揃い、ビール好きにはたまりません。工場見学ガイドツアーは人気があるので、予定が決まったらすぐに予約をすることをおすすめします。

3.インターメディアテク(東京)

インターメディアテク(IMT)内部

東京駅近くに位置する、旧東京中央郵便局を利用した商業施設「KITTE」内にある入場無料の博物館。日本郵便と東京大学総合研究博物館が共同で運営しており、東京大学が開学以来、蓄積してきた学術標本の常設展示をする学術文化ミュージアムです。

IMTでは植物標本など所蔵品をおしゃれに展示。

「Made in UMUT――東京大学コレクション」と題した常設展示では、東京大学総合研究博物館の研究部と資料部17部門が管理する自然史・文化史の学術標本群が展示され、ミンククジラ、キリン、オキゴンドウ、アカシカなどの骨格標本は圧巻です。また、昭和天皇旧蔵品の剥製標本、岩石・鉱床の標本などが木棚に並べられ、いい意味で「博物館っぽくない」モダンな方法で展示されています。

ミュージアム内には、IMTのオリジナルグッズの販売もされており、ここでしか手に入らない貴重なグッズも購入できます。