脚本の森下氏は、横浜に対して「とにかく美しいので、いろいろやりたくなります(笑)」とニヤリ。「舞台が吉原ということもあるので、女性ものの着物を着ていただくシーンがあってもいいかもしれないですね」と期待を膨らませつつ、「横浜さんは役作りにストイックな方という印象。これから話し合いながら、日本を元気にするような作品を作っていきたいです」と意欲を見せた。
演じる蔦屋について、横浜は「間違いなく江戸の文化を豊かにして、多くの功績を残した方。普段自分はプロデュースされる側なので、プロデュースする側を経験できることが非常に興味深いです」と関心を寄せた。森下氏から、描きたい“蔦重”のイメージを聞いたそうで「聞いて、一瞬にして役を理解できました。そのイメージというのはここでは言えないのですが…」としつつも、「確実に言えることは、彼は吉原という自分が生まれ育った街を愛し、義理人情に厚くて、タイトルにあるような“べらぼう”な人物です。そういった役柄は今まで演じたことがなかったので、挑戦できることが楽しみでしかないです」と撮影を心待ちにする様子が伺えた。