横浜流星が、2025年にNHK総合ほかで放送される「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」(日時未定)で主演を務めることが発表された。同局で制作・主演発表会見が行われ、脚本の森下佳子氏、制作統括の藤並英樹氏と共に、横浜が登壇した。

 大河ドラマ第64作となる「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で横浜が演じるのは、親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから“江戸のメディア王”として時代の寵児(ちょうじ)になった蔦屋重三郎。喜多川歌麿や葛飾北斎などを見いだし、日本史史上最大の謎の一つ、東洲斎写楽を世に送り出した蔦屋の波瀾(はらん)万丈の生涯を描く。脚本は、NHKで、大河ドラマ「おんな城主 直虎」や連続テレビ小説「ごちそうさん」、ドラマ10「大奥」など数多くのヒット作を手掛けてきた森下氏が担当する。日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時に“お上(かみ)”に目を付けられても“面白さ”を追求し続けた“蔦重”こと蔦屋の笑いと涙と謎に満ちた、痛快エンターテインメントドラマだ。