深田は「私が演じる瞳子は、どうしてこんなにも有栖に心を寄せて、お節介を焼いてしまうのだろうと少し不思議な感覚はありましたが、何とかしてあげたいという気持ちがあるからこそ、この2人の関係がだんだん成立していくのではないかなと感じました」と役柄を分析し、共演の福原について「福原さんと初めてお会いして、本当にすごくかわいらしく透明感がある方だったので、ぶつかり合うシーンが逆に難しそうだなと思いました(笑)」と印象を語る。そして、「このドラマは、それぞれの年代に突き刺さる内容になっていると思います。そして、私世代の方にも共感していただけるところがたくさんある作品になっていると思いますので、皆さんにもこのドラマを見ていただき、いろいろ感じていただけたらうれしいです。ぜひ楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。

 ドラマを手掛ける韓哲プロデューサーは「夢に向かって歩み始めたばかりの18歳の女性と、仕事に生きてき40歳の女性。年の差のある2人のシスターフッドの物語を、脚本家の龍居由佳里さんと木村涼子さんと長い時間をかけて作ってきました。今回、物語にとって最も大切な2人の女性を、福原遥さんと深田恭子さんという世代を代表する俳優のお二人に演じていただけることになり、プロデューサーとしてこの上なくぜいたくなことだと感じると同時に、身の引き締まる思いでいます。『困難ななかでも夢を諦めない尊さと、その人を応援し支える存在のかけがえのなさ』有栖と瞳子の姿からそんなことを感じていただけるよう、キャスト・スタッフ全員で力を合わせてドラマを作っていきます。この夏の放送をどうぞ楽しみにお待ちください」と力を込めている。