おしゃれ花嫁さんにおすすめの衣装や演出が見つかる、こだわりたっぷりなフランスの結婚式。新郎新婦をおしゃれに見せるアイテムや、簡単に取り入れられてゲストと一緒に盛り上がる演出、一味違う結婚式場の雰囲気まで、今フランスでトレンドのおしゃれな結婚式についてご紹介いたします!

みなさまこんにちは!

フランスご当地ライターの美帆です。

本日はフランスの結婚式についてご紹介します。

日本と異なるスタイルのフランスの結婚式ですが、日本のおしゃれ花嫁さんがすぐに取り入れられる要素が随所にあります♡今回はそんなフランスの結婚式の大まかな流れとおしゃれポイントについてご紹介します♪

記事の前半では結婚式の流れについて、後半では具体的に取り入れたい衣装や演出について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

フランス結婚式のスタンダード

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用,Movz-Angelina Lombardo 撮影、筆者所有)

結婚式の流れが日本と大きく異なるフランス。多くの場合は週末などを使い、2日ほど(カップルによっては3日)かけて結婚式を挙げることがほとんどです!時間をたっぷりゆったり使うフランスならではのスケジュールです。披露宴という概念はないので、日本で言う結婚式と披露宴を合わせたものを「結婚式」とフランスでは呼んでいます。

結婚式の時間が長いと中だるみするのでは…?という疑問もありそうですが、実際に結婚式に出席してみると、リラックスできて、たくさんお話もできて、満足感で満たされるスケジュールです。逆にフランス人に、日本の結婚式のスケジュールを話すとびっくりされることもしばしば。「1日だけでどうやって全員と話すの!?」と、おしゃべり好きなフランス人ならではの質問をもらいます。

わたし自身は日本の結婚式の「楽しみが凝縮しているスケジュール」も、フランスの「ゆっくり時間をかけてお祝いするスケジュール」もどちらも好きで、どちらの結婚式がいいか選べないのが正直な気持ち。

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用,Movz-Angelina Lombardo 撮影、筆者所有)

またフランスでは日本のように、レストランやホテルの会場で集まってお祝いするスタイルは主流ではなく、多くの場合は小さなシャトー(お城)や別荘を貸し切ってお祝いをします。最近は日本でも、ゲストハウスや宿泊施設を借りてお祝いすることが増えてきましたよね。フランスでは以前から、新郎新婦とゲスト全員がお泊まりするスタイルが好まれています。

定番のスケジュール

一般的なフランスの結婚式のスタイルを簡単にご紹介♡

とにかく「楽しむ&寛ぐ」ことを大切にしているのがフランスの結婚式。

◽️結婚式前日

  • 新郎新婦と家族は会場入り
  • 会場の確認や手直し
  • 少し豪華なディナー(ここで前夜祭をするカップルも)

◽️1日目

  • 市役所に集合・ゲストの前で入籍
  • 入籍したあとは各々でお城や別荘へ移動
  • 到着してからは自由に散策や小休憩
  • 夕方から夜は食事と余興、パーティ

◽️2日目

  • それぞれ朝食
  • 2日目のみ参加のゲストもいるので、改めて人前式
  • 出席者全員でランチ
  • お菓子&くつろぎタイム
  • 夕方からは帰宅するゲストと会場に残りゆっくりするゲストに分かれる
    (お開きはなく、それぞれ自由に行動・解散)

これが大まかな流れですが見ていただいてわかるようにとても長丁場。

花嫁さんも結婚式の2日間は朝から夜までずっと動き回るので、体力勝負でもあります。

ドレスは数着がスタンダード

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用,Movz-Angelina Lombardo 撮影、筆者所有)

動きに合わせて花嫁さんはドレスを何着か着替えます。動きやすいカジュアルドレスと伝統的でクラシックなロングドレスの2着は用意している花嫁さんがほとんどです。ドレスはレンタルではなく、購入して自分専用として気兼ねなく着てしまいます♡洋服を売っているショップでドレスの取り扱いをしていることもあるので、カジュアルドレスは街の洋服屋さんで購入する花嫁さんが増えている印象です。とくに春先から夏にかけてドレスを売り出すショップをよく見かけます!