「近頃、ドラマ業界では、ライス関町さんへの注目度がかなり高まっています。なんとも言えない独特な雰囲気で、絶妙なスパイスになるんです」

 そう話すのは、とあるドラマ関係者。実際に関町は『ラストマン』だけでなく、4月25日放送のTBS系ドラマ『王様に捧ぐ薬指』第2話にも、山田涼介演じる新田東郷の親戚役としてゲスト出演したばかり。『王様に捧ぐ薬指』では、第1話でこがけんとオダウエダ小田もゲスト出演しており、毎回芸人がゲスト出演する流れになっている。

「関町さんの特長は、基本的に無表情に近いこと。にもかかわらず、いろいろな感情を表現できる。俳優としては、かなりレベルが高いんです。だからこそ、シリアスなドラマもいけるし、コメディもいける。最近の芸人さんでは、ハナコ岡部さんや、おいでやす小田さんが俳優として活躍していますが、そこに続く形で関町さんが台頭してくると思います」(同)

 俳優仕事だけでなく、本職の芸人としても関町は、周囲からの“信頼”を勝ち得ている。3月25日に放送されたTBS系『キングオブコントの会2023』で関町は、出演メンバーのなかで最多となる8本のコントに出演した。