今回、陸と同室にいる患者の息子・桑部裕太役を務める、ジャニーズJr.・大東は、川﨑とドラマ初共演。これには、川﨑が「大東とは、ドラマ以外の現場ではよく一緒に仕事をしているので、共演を知った時は非常に心強かったです。役と年齢もぴったりで、絶対にすてきな役になると感じたので、さらに主演としての緊張感が高まりました。作中、サッカーに熱中している役なのですが、大東本人が色白すぎたため、日焼けを模して肌を茶色くしています。日焼けした大東が、撮影1週間たっても結局見慣れませんでした」とエピソードを披露しつつ、全幅の信頼を寄せていることを明かした。

 当の大東は「最初に台本を拝見した時、すべての登場人物において、本当に共感できる部分が多いと感じました。その影響もあり、すぐに物語に入り込むことができ、感動しました。こんなにも素晴らしい作品に出させていただけることに、ワクワクしたことを今でも覚えています」とコメント。加えて、川﨑との共演には「皇輝くんにはいつもお世話になっており、優しくしてくださっていたのでご一緒させていただけることが本当にうれしかったです。撮影外ではいつもの皇輝くんで、撮影中は陸として生きているんだなと感じてしまうくらい、お芝居に対して真摯(しんし)な姿に、あらためて尊敬しました。とてもすてきなお芝居でした」と語っている。

 そして、放送に先駆け、川﨑は「命やその最期をもテーマにした作品ですが、必ず、生きることに対して明るく前向きにしてくれる作品です。この作品が、自分の初単独主演作品であることをとてもうれしく思いますし、本当にすてきなシナリオですので、より多くの方々に見ていただきたいと思っています。すてきなお話を壊さぬよう、精いっぱい演じさせていただきましたので、見届けていただけるとうれしいです」と視聴者にメッセージを送っている。