第2話では、新設された知財部員として親会社から出向してきた知財のプロの上司・北脇と、初仕事に挑むことになった亜季。「月夜野ドリンク」の看板商品の茶飲料とそっくりなチョコレート菓子の問題発覚に、当初は悪気のないパロディだと考える亜季だったが、社長の増田一朗(赤井英和)は「看板商品をパクるな」と裁判を指示。

 時を同じくして、亜季の親友・根岸ゆみ(福地桃子)のオリジナルブランド「ふてぶてリリイ」が、ほかの会社に商標登録されているという警告が届く。ビジネスに感情を持ち込まない姿勢を徹底する北脇の「ルールにはルールで対抗」という言葉にヒントを得た亜季は、「ふてぶてリリイ」のパクリブランドが商標登録される以前に、ゆみが商品をネットで販売していた証拠を見つけ、相手の会社に対抗する策を取ることに。

 一方、看板商品の問題については「1個のクッキーも、半分に割れば2人で食べられる」という亜季の言葉にひspかにヒントを得た北脇が、製菓会社にOEM(業務委託)を提案。製菓会社を救い、「月夜野ドリンク」の新たな事業開発にも結びつけた。相変わらず無愛想で厳しい北脇に振り回されつつも、亜季は知財の仕事のやりがいを少しずつ知っていく。