乗客には、主人公のカリスマ美容師・萱島直哉を演じる山田のほか、消防士・白浜優斗役の赤楚、体育教師・畑野紗枝役の上白石萌歌、キャリアウーマン・寺崎佳代子役の松雪泰子らをキャスティング。第1話では、車両が見知らぬ地へワープし、複数の乗客が身勝手な行動を取る様子や、崖から落ちそうになる萱島を白浜と畑野が引っ張り上げるシーンなどが描かれた。

 同作は、小学校の校舎ごと未来世界に送られてしまう楳図かずお氏の大ヒット漫画『漂流教室』(小学館)を彷彿とさせることから、ネット上では「現代版・漂流教室」「漂流電車」とも呼ばれている。内容に関しては、「初回から怒涛の展開であっという間の1時間だった! 今期で一番見応えあるかも」「いい人も悪い人もいて、日本の縮図感が面白い!」と賛辞が相次いでいる。

 一方で、「必ず、みんなを助ける」と息巻く白浜とは対照的に、「助けられないよ、誰も」「死にたきゃ死にゃあいいし」と投げやりな言動が目立つ萱島に対し、「性格が主人公っぽくない」という意見も。中には、赤楚を主演と勘違いした視聴者もいたようだ。

 また、陽気な性格の専門学生・米澤大地役で出演するなにわ男子・藤原丈一郎に関して、「予想外に登場シーン多かったし、張り詰めたムードを和ませる重要な役でうれしい!」と歓喜するファンも。