5.浜野浦の棚田(佐賀)
玄海町にある「浜野浦の棚田」は、深い入り江のような地形を成している浜野浦の斜面に、総数283枚の田んぼが連なっています。
ちょうど田植えのシーズンとなる4月中旬から5月上旬にかけて、開けている海の向こうにちょうど夕日が落ち、田植えの為に水が張られた田んぼがまるで空を映す水鏡のような役割を果たして、辺り一面がオレンジの夕焼け色に染まる光景は、お見事としか言いようがありません。
6.蔦の七沼(青森)
蔦七沼とは青森県十和田市に位置する、「蔦野鳥の森」のなかにある神秘の沼。蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、ひょうたん沼、赤沼の7つの沼からなり、とくに朝焼けの美しさで知られる蔦沼がよく知られています。
一年を通じて楽しめますがオススメは紅葉シーズン。早朝、真っ赤に色付いた木々たちが朝日に照らし出される様は、一見の価値があります。
7.金閣寺(京都)
正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)ですが、金閣寺の愛称で広く知られています。建物の中と外に金箔を貼った舎利殿を金閣といい、舎利殿を含めた寺院全体を金閣寺と呼びます。境内の半分以上を占める庭園は特別史跡・特別名勝に指定されており、鏡湖池(きょうこち)に映る金閣寺の姿は一見の価値があります。
8.天神崎(和歌山)
和歌山の西、田部湾にある岬・天神崎は、自然保護運動で注目され全国的に有名になりました。干潮時には平らな岩場が現れ磯遊びの絶好スポットとして人気。また夕日の美しさでも知られています。
そして近年は「和歌山のウユニ塩湖」としてSNSで注目を集め、満潮時の風がないときには、ウユニ塩湖を彷彿とさせる、鏡映しの写真を撮ることができます。