水没林が水面に反射する一の俣桜公園の蒼霧鯉池や、水盤に富士山が映る伊豆パノラマパーク、日本のウユニ塩湖と人気の父母ヶ浜海岸など、水面に映る景色が絶景の、日本国内の水鏡のおすすめ風景をご紹介します。
1.一の俣桜公園(山口)
近年、インスタ映えするスポットとして知名度が上がってきている「一の俣桜公園」。名前のとおり200本ほどの桜が植栽されています。園内の「蒼霧鯉池」では水没林が水面に反射し、幻想的な風景をつくります。なお渇水時は水位が下がり、水鏡の光景は見られないのでご注意ください。
2.伊豆パノラマパーク(静岡)
標高452mのかつらぎ山の頂上付近&ふもとに広がる観光スポット。山頂まではロープウェイが運行しており、気軽にアクセスできます。ロープウェイ山頂駅周辺は空中公園が整備されており、水盤を使った絶景展望広場「碧テラス」が大きな目玉。富士山や駿河湾の絶景ビューが楽しめます。
3.父母ヶ浜海岸(香川)
香川県三豊市仁尾町に位置する、約1kmの砂浜が続く海水浴場です。花崗岩から生まれたさらさらの砂は粒子が細かく、白く美しい砂浜が広がっています。また、父母ヶ浜海岸からの夕日は素晴らしく、「日本の夕日百選」にも選ばれました。
干潮時に風がなく水面が波立たなければ、砂浜にできる潮だまりに空が映り、鏡張りのような風景を観ることができます。その光景がまるでボリビアのウユニ塩湖のよう!とのことから、近年はフォトジェニックなスポットとして人気があります。
4.龍王ヶ淵(奈良)
“大和富士”といわれる額井(ぬかい)岳の頂上から流れ出た、川の水や湧水が溜まってできた龍王ヶ淵。額井岳中腹に広がる湿原の奥にひっそりとあり、知る人ぞ知るといった雰囲気の場所です。池の周辺は木々に囲まれており、風が穏やかな日には池が水鏡となって、周囲の風景を美しく映し出します。