おおらかで明るい人イメージの『舜』を使った名前
『舜』という言葉は人名用漢字で、あまり文章や熟語としては目にしない漢字です。ですが人名用漢字として指定されており、その意味は植物のムクゲ。実は訓読みでも「むくげ」と読むことができます。むくげは日本ではひるがおを意味する漢字でもあります。
ひるがおやむくげは、大きく美しい花を咲かせるので、そこから転じて人名で『舜』を使うことで、「むくげの花のように明るく、華やかな人生を送って欲しい」「大輪を咲かせる花のように健やかに成長してほしい」という思いを込めることができます。
なお、花のむくげには「尊敬」という花言葉もあるので、「人から尊敬されるような優れた才能・人格を持つ人に育って欲しい」という願いを込めて『舜』を使って名付けるのもおすすめです。花言葉から名前を名付けるのも素敵ですね。
【漢字1文字】
舜
「しゅん」は男の子に使われることの多い名前ですが、シンプルで爽やかな響きなので女の子の名前としても支持されています。むくげは美しい花を咲かせるので、女の子の名前として「しゅん」を考えている方にもおすすめの漢字です。
【漢字2文字】
舜武、舜夢、英舜、舜一、舜海
舜生、舜樹、舜悟、舜史、舜亮
舜介、舜祐、舜多、舜斗、舜也
【漢字3文字】
舜一郎、舜治郎、舜太郎、舜之助
漢字2文字、3文字で名付ける場合もそのバリエーションには様々なものが存在します。植物が育つ様を名前に取り入れることになるので、植物が育つのに必須な水をイメージして「舜海(しゅんか)」と名付けたり、健やかな樹木をイメージして「舜樹(しゅんき)」と名付けるのも良いですね。
珍しい漢字を使った「しゅん」
以上のように、「しゅん」と読むことができる漢字には様々なバリエーションがありますが、そのほかにも「しゅん」と読むことができる名前には様々なものが存在します。以下で、「しゅん」と読むことができるそのほかの漢字についてもご覧ください。
【漢字1文字】
准、峻、洵、瞬、竣
隼、駿、順
「しゅん」と読むことができる漢字には様々なものがあり、爽やかなイメージの『竣』『隼』などの漢字を使って名付けることで、「爽やかでいつもスマートな立ち振る舞いができる子に育って欲しい」という願いを込めることができます。
【漢字2文字】
朱武、朱夢、峻武、洵武、瞬武
武竣、隼武、駿武、珠武
漢字2文字で名付ける場合も同様で、漢字1文字でそのまま「しゅん」と読むことができる漢字はもちろん、「しゅ」と読むことができる漢字に「む」と読むことができる『武』『夢』などの漢字を合わせて「しゅん」と名付けることもできます。
これら漢字の組み合わせ次第で同じ読みでもそこに込められる意味や思いには様々なバリエーションが出来上がっていきます。ぜひあなたのお子さんにぴったりなイメージの「しゅん」という名前を、漢字も含め考えてみてくださいね。