その急先鋒がフジテレビなわけだが、なぜここまで新しい地図の復活に力を貸すのか? その裏には、ある壮大なプロジェクトの噂が見え隠れしている。

「新しい地図のプロデューサーであり、事務所の社長は元SMAPのマネージャー・飯島三智氏です。その飯島氏と行動を共にしているのが、元フジテレビの敏腕広報だったKさん。同局で放送していた『SMAP×SMAP』をはじめ、木村のドラマもすべて担当して“SMAP番”と呼ばれていた女性です。このKさんが間に入り、ジャニーズと新しい地図、そしてフジテレビをつなげたそうです。港社長は、『SMAP×SMAP』の復活を目標に、SMAPメンバーの再結集を目論んでいると言われています」(同上)

 絶対に叶わないと言われていた、SMAPの再結集。フジテレビは、今年をチャンスと見て一気に攻勢を仕掛けてくるようだ。

「新しい地図は、テレビを干されていた時期にABEMAが番組を制作してくれたことで恩義を感じている。『7.2 新しい別の窓』は、いまでもABEMAで人気番組です。その裏で、ABEMAと資本提携しているテレビ朝日も、SMAPの再結集は狙っていました。フジテレビとしては、ライバルのテレビ朝日に持っていかれる前に、強引にでも5人を同じ画面に収めたいと考えている。まずは、夏に放送される『27時間テレビ』で『まつもtoなかい』の特別番組を作り、中居と新しい地図の3人を再会させる案がある。その後、一番引っ張り出すのが厄介な木村拓哉を合流させる番組を模索していくようです」(同上)

 港社長が指揮を取り始めてから、徐々にかつての輝きを取り戻しているフジテレビ。不可能と言われたSMAPの再集結を実現させれば、さらに勢いは増していくことだろう。