一方、羽生を迎えた黒柳は「まず、あの滑りができる彼は天才です。ユーモアもお持ちで、一緒にお話していて本当に楽しかったですね。28歳とまだお若いですが、人間として素晴らしく仕上がっていらっしゃるなと感じました。とにかくすてきでした」と絶賛。
「徹子の部屋」については、「48年なんて人生の半分以上ですから、一つの番組をこんなに長く続けることができたなんて自分でも驚きました。ここまで続いたのは、いらしてくださったゲストの方々やスタッフみんなの熱心な下調べ、そして応援してくださる視聴者の皆さんのおかげ。いろいろなことが重なって達成できたことだと思いますし、その間、とても楽しく番組を務められた私は本当にラッキーだったなと思います」としみじみ。
あらためて「実は、これまで1日たりとも『今日はスタジオに行きたくないな』なんて思ったことがなく、『徹子の部屋』の収録日は、いそいそとスタジオにやって来ました。やっぱり、私は“人間が好き”なんですね。毎回『今日はどんなお話が聞けるんだろう?』と楽しみでした」と、愛され続けている番組長寿の秘訣(ひけつ)を明かしてくれた。