収録を終えた羽生は、「最初はとても緊張していたのですが、徹子さんの柔らかさと温かさに包まれながらお話させていただき、幸せな時間だったなと感じています」と、黒柳との初トークの感想を告白。加えて「徹子さんに聞いていただかなければ、おそらく誰にもお話することがなかったような深いところまでかみ砕いてお伝えしたので、『羽生結弦はこういうふうに変わっていくのか』『こういうことをしたいと考えているのか』など、さまざまなことを感じていただければうれしいです」と述べた。

 初めてじっくりと話をした黒柳については、「僕にとって、徹子さんは“テレビの中の偉大な方”というイメージでした。今回、あらためてお話させていただいて、徹子さんはずっと見てきたテレビと何一つ変わらない方だなと思いました。驚いたのは、台本など見ないでお話されること。進行もゲストのデータもすべて頭に入っているとおっしゃっていて、びっくりしました」と感嘆の声を漏らした。

 ちなみに、今回のとっておきのトークに関しては「サプライズVTRですね(笑)。あそこまで突っ込んで聞かれたことは初めてでしたから…。徹子さんの温かさに安心しちゃって、いろいろとお話をさせていただいたなと思っています」とコメント。そして、「『徹子の部屋』は僕が生まれる20年前から続く番組ですが、常々“いつか自分もこんなアットホームな番組に出演させていただけたらいいな”“徹子さんに呼ばれるような存在になるまで頑張らなければ”と思っていたので、『48年目突入スペシャル』という節目に呼んでいただき、本当に光栄です。これまでの自分の歩みを徹子さんもご存じでいてくださって、頑張ってきたことは無駄ではなかったんだなと、あらためて感じる時間になりました。これからも、皆さんに感謝しながら進んでいきたいなと思いました」と語った。