「手越は退所2カ月もしないうちに、名目はフォトエッセイとして『AVALANCHE~雪崩~』(双葉社)を発売したものの、内容はほぼ“暴露本”のようなものだった。付き合いのある芸能人を実名で数々挙げ、流れ弾に被弾した人間は多数。特に、交際疑惑を否定するために挙がったAKB48・柏木由紀については、『文春』に撮られた写真はふたりきりの旅行ではないと言いたいがために、他に男性2人が同行していたと証言してしまった。現役アイドルが女1人・男3人でお泊り旅をしていたと暴露してしまったわけで、これに柏木が所属するナベプロが大激怒したとか。その結果、出版からわずか5日後に謝罪動画を出す羽目に。相当な覚悟がなければジャニーズ事務所の暴露などできないが、テレビ復帰を希望している手越には難しいだろう」(週刊誌記者)

 自身の個人事務所・株式会社で、書籍のタイトルにもなった「AVALANCHE」について、手越は以前、テレビゲーム『ファイナルファンタジーVII リメイク』をプレイ中に思いついたと説明。アバランチは、劇中に登場する巨大企業・神羅カンパニーに反発する組織だが、「神羅カンパニーっていう古参というか、巨大企業があるわけですよ。巨大企業っていうのはよくも悪くも影響力もあるから、正しい情報、間違った情報っていうのを情報操作をする」と説明し、古巣のジャニーズ事務所を揶揄しているのではと一部で話題になった。

 「俺らは国民を助けたい、人助けをしたい」「もちろん敵を作るかもしれないし、潰されるかもしれない。でも、(中略)絶対、いつか信念を持ってたら、いろんな人が味方になって、真実が伝わる日が来るよ……っていうチームがアバランチ」と意気込んでいた手越。“神羅カンパニー”の情報操作を正すため、手越が被害者のために立ち上がり、雪崩を起こす日は来るだろうか。